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2023.10.13

介護職の夜勤明けはどう過ごす?疲れを溜めないおすすめな過ごし方

施設型の介護施設で勤務していると、定期的に夜勤シフトが回ってくるでしょう。夜勤明けで帰宅した後の過ごし方は人それぞれですが、どのように時間を使うべきかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、夜勤シフトのある介護スタッフの方におすすめの疲れを溜めない夜勤明けの過ごし方についてご紹介します。

寝る前に環境を整え睡眠を充実させる

夜勤明けの後に通常の日勤があるケースがほとんどですので、夜勤明けの日中は仮眠程度に抑えて、いつも通りの夜の時間帯に就寝できるよう整えていくことが大切です。
だからと言って、夜勤明けに睡眠時間を確保してはならない訳ではありません。短時間の仮眠を取って、体に蓄積された疲労を取ってください。
質のいい仮眠を取るためには、仮眠前に必ず入浴しましょう。38度くらいのぬるま湯にしっかりと浸かることで、寝つきがよくなるためおすすめです。
また、日中に仮眠を取る際は窓から漏れる光で目覚めてしまわないように、遮光カーテンを設置するなどして、睡眠の質を高めていきましょう。

食事は時間帯に気をつけて消化の良い物を選ぶ

夜勤明けは、長時間勤務から解放されて高揚した気持ちになる方も多いのではないでしょうか。しかし、その気分とは反対に、体は疲労困憊の状態です。そのため、いつも通りの食事を摂ると、体に大きな負担となってしまうケースがありますので注意してください。
例えば、揚げ物などの油っこい食べ物や刺激の強い香辛料を多く含む食べ物、さらにコーヒーなどのカフェイン飲料やアルコール類はなるべく控えるのがおすすめです。反対に、消化の良い食べ物を摂取するように心がけましょう。
胃に負担の少ない食材としておすすめなのが、バナナなどのフルーツ、豆類や乳製品などです。
精をつけるためにたくさん食べなければと思いがちですが、食べすぎることで胃腸に大きな負担を与えてしまいます。夜勤明けは体を休ませるのと同時に、消化器官も休息させるよう意識してください。

趣味の活動などをして心身ともにリフレッシュする

夜勤明けでなかなか寝付けない方は、無理に仮眠を取ろうとせずに、趣味ややりたいことに没頭するのもおすすめです。プライベートの時間を充実させることで、仕事を頑張ろうとするモチベーションに繋がります。映画鑑賞やスポーツ、ドライブなど、自分の好きなことを思い切り楽しみ、心身ともにリフレッシュしてください。

今回のまとめ

夜勤明けで疲れが溜まっている場合は、積極的に仮眠を取りましょう。ただし、仮眠をとりすぎて生活リズムが崩れないように意識することが大切です。眠れない場合は、自分の好きなことをやる時間を割り切って、夜勤明けの時間を充実させてください。
夜勤明けに仮眠を取ったり食事に気を付けたりしても、夜勤がつらいと感じる場合は、職場環境や夜勤の勤務スタイルが合っていないことも考えられます。その場合は、夜勤のない職場や新しい職場に転職をして働きやすい環境を整えていきましょう。