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2023.10.16

介護福祉士の資格を活かして現場以外にできる仕事はある?

国家資格である介護福祉士の資格を取得したものの、介護の現場ではなく違う業界の仕事に挑戦したいと感じる方も多いのではないでしょうか。せっかく取得した介護福祉資格が活かせなくなるのではないかと不安に感じている方も少なくないはずです。
ここでは、介護福祉士の資格や経験を活かして活躍できる仕事をご紹介します。

福祉系の学科の教員になることができる

介護福祉士の資格保有者におすすめなのが、介護福祉士養成施設の教員の仕事です。介護福祉士養成施設とは、その名の通り介護福祉士を養成するための学校のこと。大学や短期大学、専門学校など、全国480校以上が存在しています。
養成施設の教員になるためには、教員免許の取得は必要なく、介護福祉士として5年以上の実務経験があれば、要件を満たすことができます。
ただし、専任教員として介護領域を担当する場合は、専任教員課程などを修了して必要な知識・技能を修得するなどの規定が定められていますので注意してください。
さらに、各都道府県が定める講師要件を満たすことで、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修の講師として活躍できる可能性も秘めています。
介護福祉士としてのキャリアを存分に活かせる職業としておすすめです。

営業職や保育士として現場で活躍できる

介護の現場から離れて新たなキャリアを積みたい方におすすめなのが、営業職や販売職などお客様と接する職業です。特に、商品やサービスをお客様に提案し、購入・契約してもらう営業職は、介護業界で身につけたコミュニケーションスキルを存分に活かせる仕事だと言えるでしょう。
介護用品を取り扱うメーカーや代理店などに転職することで、これまでの経験やキャリアを十分に活かせるはずです。介護と関連性のある業界を選ぶことで転職が成功しやすくなります。
その他にも、介護福祉士の資格を持っていれば保育士試験の一部が免除されるため、保育業界への転職もおすすめです。小さなお子さんと密接に関わって仕事がしたいとお考えの方は、ぜひ資格取得も視野に入れてみてください。

介護福祉士として現場で長く働き続けることで昇進も目指せる

ご紹介した職種がピンと来なかった場合は、介護福祉士としてキャリアを積むことも選択肢の一つに入れてみるのもおすすめです。
介護福祉士としての経験を積むことで役職が付き、施設によっては役職手当がついたり、給与がベースアップされたりなど、待遇が良くなるケースも考えられます。
さらに、介護福祉士の上位資格であるケアマネージャーを目指すのもおすすめです。介護業界でさらなるキャリアアップを目指して、仕事にやりがいや楽しさを感じていきましょう。