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2023.10.17

高齢者とのコミュニケーションスキルを磨くのにおすすめの資格はある?

介護業界で働く方の中には、高齢者とのコミュニケーション方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。円滑なコミュニケーションは、高齢者の日常生活の質を高めたり介護事故を防いだりするために必要な介護職に欠かせないスキルです。ここでは、高齢者とのコミュニケーションスキルを磨く資格についてご紹介します。介護職に興味のある方や現役で活躍されている方は、ぜひ参考にしてください。

高齢者と接する機会が多い介護職にお勧めなのは高齢者コミュニケーター

高齢者コミュニケーターとは、高齢者との対話力を磨く資格です。カウンセリング技術を磨くことで、高齢者との信頼関係を築くことを目的としています。
高齢になると伝えたい気持ちがあっても言葉で上手く表現できなかったり、相手の言葉が聞き取れなかったりすることが多々あります。そのため、介護の現場でも「不快感があるのにスタッフに伝えられない」ともどかしい気持ちになるだけではなく、誰かに何かを伝えるのを諦めてしまう高齢者も少なくありません。
コミュニケーションが取れないと高齢者と信頼関係を築くのは難しいので、高齢者コミュニケーターの資格を取得し、より良い介護に努めてみてはいかがでしょうか。
高齢者コミュニケーターの資格講座では、高齢者の心理や身体の特性、適切なコミュニケーション方法を学べます。
3ヶ月ほどで資格取得が目指せますので、介護職でスキルアップを目指している方におすすめです。

今注目なのはレクリエーション介護士と高齢者ケアストレスカウンセラー

レクリエーション介護士は1級と2級があり、1級を取得するには2級の資格を取る必要があります。レクリエーション介護士は高齢者とのコミュニケーション能力を磨く他、レクリエーションの企画から実行に至るまでのノウハウを学べる資格です。
レクリエーションは介護施設だけではなく、ボランティア活動でも需要があり、高齢者の生きる楽しみの1つとなっています。
高齢者ケアストレスカウンセラーは主にメンタルヘルスに関わるもので、高齢者ならではのストレスやその対処法を学ぶ講座です。介護をしている家族の心のケアも学べるので、トータルサポートを行ないたい方は受講を検討してみましょう。
高齢者ケアストレスカウンセラーの受講条件は、18歳以上のケアストレスカウンセラーの資格を持った方に限られます。

高齢者コミュニケーターやレクリエーション介護士は介護職の幅を広げる

高齢者コミュニケーターやレクリエーション介護士、高齢者ケアストレスカウンセラーは、高齢者との関わり方やコミュニケーション方法を軸に学べる資格です。高齢者にどのように話しかけて良いのか分からない方や、高齢者にどのような話題を振っていいのか分からない方も、資格を取得することで悩みが解決する可能性があります。高齢者とのコミュニケーションに自信が持てれば、介護業界での活躍の場も多くなるでしょう。
転職や就職の際にもアピールできる資格なので、気になる方は各資格の受講内容をチェックしてください。

今回のまとめ

高齢者とのコミュニケーション方法に悩んでいる方は、スキルアップも目指して資格取得を目指してみるのがおすすめです。高齢者の心理や抱える問題を知ることで、より高齢者に寄り添った介護やサポートが可能になります。高齢者の気持ちに寄り添いながら介護をすることで、信頼関係も深まる効果にも期待できるでしょう。
介護業界で活躍の場も広がる可能性もあるので、自分自身の成長のためにも、ぜひ資格の取得を検討してみてください。