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2023.11.02

高校生でも介護の資格は取得できる?介護職のアルバイトはある?

現代の日本では、高齢者社会の進行に伴い介護職に従事する人手が不足しています。その中で、介護職への関心を持つ高校生もいるのですが、未成年であるため、どのような業務に携われるのか、また、資格は必要なのかといった疑問を持つ方がいるのではないでしょうか。ここでは、高校生が介護職にチャレンジするための基本的な知識や実際に担当できる業務、介護職で得られる経験の価値について詳しく解説します。

高校生でも資格取得や介護職のアルバイトは可能

資格が必要な介護職ではありますが、16歳以上であれば介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)の資格取得が可能です。この資格を取得することで、介護の基本的な技術や知識を学び、介護職員として基本的な介護業務に携われるようになります。
また、資格取得が難しいからと断念する必要はありません。資格がない場合でも、介護職のアルバイトにチャレンジすることは可能です。アルバイトの場合は、食事の準備や掃除、レクリエーション活動の補助など、直接の介護以外でも被介護者の生活をサポートできます。これらの経験はコミュニケーション能力を鍛えると共に、介護現場のリアルを知ることにも役立つ貴重な機会ですので、積極的にチャレンジしてみましょう。

高校生に任される仕事は配膳・片付け・着替えの手伝いなど

高校生が介護職のアルバイトで担当する仕事は、介護福祉士の補助的な業務となる場合が一般的です。被介護者の命に関わるような業務は担当できないため、それほど不安に感じることはありませんが、常に万が一に備えて業務を確認しながら進めることが必要になります。
日常的な作業の補助は多岐にわたり、食事の配膳や片付け、洗濯物の整理、被介護者の着替えの手伝いなどが含まれ、これらの仕事は、被介護者の生活を快適にし、生活の質を高める上で非常に重要な役割です。
また、レクリエーション活動の補助や散歩のサポートなどで、被介護者とのコミュニケーションを深めることも可能です。このようなコミュニケーションの場を通じて、被介護者との信頼関係を築き、人間関係の大切さを学ぶのも良いでしょう。

人手不足のため高校生を募集する施設も増えている

日本では、高齢化社会の進展と休みなしの業務という要因から、介護職の人手不足が深刻化しています。この問題に対処するため、高校生のアルバイトを募集する介護施設が増加しており、介護職のアルバイトが一つの選択肢となっていることも珍しくありません。補助的な業務であっても、被介護者の身の回りの世話が主な仕事であり、貴重な経験になります。
もちろん、介護職のアルバイトには大変な側面もあり、入浴の補助や掃除など、力仕事が多くなるため、肉体的な疲労は避けられません。また、被介護者ごとに介護内容やコミュニケーションの取り方が異なるため、個別に対応しなければならず、慣れるまで大変な思いをする場合もあります。
しかし、自分の力で誰かの生活を直接支える経験は、他では得られない深い充実感や達成感をもたらし、自分の行動が他人の生活に与える影響を実感することで、責任感や思いやりの心を育めるでしょう。介護を通じて学んだ知識や技術は、将来的に家族の介護が必要になった時にも役立つ可能性があります。

今回のまとめ

日本の高齢化に伴い、介護職の需要は増加傾向にあるため、高校生がアルバイトとして介護職に携わるようになってきました。高校生でも取得できる資格があり、無資格でも食事の準備や掃除など、介護福祉士の補助的な業務に従事することが可能です。実際の介護現場を通して、コミュニケーション能力を鍛え、他では得られない達成感を感じる場合もあります。将来介護職に就きたい人や、事前に経験しておきたい方は、介護職のアルバイトから始めてみてはいかがでしょうか。

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