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2023.11.24

デイサービスの種類と働いている介護士の仕事内容ややりがい

デイサービスとは、要介護認定を受けた高齢者が自宅から施設に通い、サービスを受ける「通所介護」のことです。無資格・未経験でも働けて、身体的負担が少ない魅力的な職場とあって、仕事内容を詳しく知りたいという方も増えてきました。
ここでは、デイサービスの種類や仕事内容、仕事のやりがいなどを紹介します。デイサービスに関心のある方は参考にしてください。

デイサービスの種類ごとの違い

デイサービスの種類は一般型、認知症対応型、リハビリ特化型、療養型の4つです。一般型は、利用定員数ごとに大規模型、通常規模型、地域密着型に分かれています。施設の中には、日中の利用者が夜もそのまま宿泊できるようにしているところも少なくありません。
認知症対応型は、認知症の方を受け入れるデイサービスです。
リハビリ特化型は、機能回復訓練やリハビリに重きを置いています。身体介護を目的としていないため、食事や入浴介助はありません。
療養型は、脳血管疾患後遺症などの重度の要介護者やがんの末期患者など、継続的な医療的ケアが必要な高齢者が対象です。安心して日中を過ごせるように看護師による手厚いサービスが受けられます。

デイサービスの介護職員の仕事内容

デイサービスは基本的に平日午前9時頃から午後6時頃まで開いており、利用者は施設内で時間を過ごします。送迎車で自宅までお迎え後、施設に到着するとバイタルチェックを行い、入浴、個別活動、食事、機能回復訓練、レクリエーションなどを楽しんだ後、送迎車で自宅まで送ります。気分転換を兼ねて、夏祭りの時期に屋台を作り、食事やゲームを楽しむサービスを提供することもあります。
介護職員の主な仕事内容は、車の送迎、利用者の体温や血圧・脈拍の測定、入浴・食事の介助、体操やレクリエーションやイベントの企画・運営です。

デイサービスの仕事のやりがいやメリット

利用者が施設内で安全に過ごせるように見守り、コミュニケーションを取ることが仕事のため、コミュニケーション能力や観察力のある人、レクリエーションの企画や運営が好きな人はやりがいを感じるでしょう。
デイサービスに通う高齢者は要介護度が低い方が多く、トイレや入浴も誘導すれば自分ででき、食事も自分で食べることが可能です。身体介助の必要があまりないため、身体的な負担も少なく、無資格・未経験の方でも働きやすい職場となっています。
宿泊できるサービスを併設している施設以外、勤務時間は日中だけで夜勤はありません。営業時間が決まっているため、残業もそれほどありません。プライベートと仕事を両立したい方にとってデイサービスは最適です。

今回のまとめ

デイサービスには一般型、認知症対応型、リハビリ特化型、療養型の4種類があり、仕事内容は、食事や入浴・排せつ介助、レクリエーションの企画・運営が中心です。要介護度の低い高齢者が多く、身体介助の必要がないため、無資格・未経験でも働けるのが魅力であり、介護初心者でも活躍できます。コミュニケーション能力や観察力のある人、レクリエーションの企画が得意な人はやりがいを感じられるでしょう。