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2023.12.07

介護職が求人票で必ず見るべきポイントは?見落としてはいけない項目

介護職が転職を考える際、有力な情報源となるのが求人票です。求人票には多くの情報が盛り込まれているため、どの情報を重視して選ぶべきか迷うかもしれません。
ここでは、介護職が求人票で必ずチェックすべきポイントや注意点について、給与・手当、休暇制度、複利厚生の3つの視点から紹介します。

給与や手当てなどお金に関すること

給与は、転職を考える際の大きな判断材料です。給与の中心は基本給で、基本給が高い施設であるほど給与は高くなります。求人票では、基本給は月給もしくは時間給で表記されていますが、夜勤専門スタッフだと日給で書かれていることも少なくありません。
まずは、基本給の金額が自分の希望と合致するかしっかり確認してください。その際は、手当もチェックしましょう。介護職の手当には、交通費や住宅手当、資格手当、夜勤手当、家族手当などがあり、種類が豊富です。自分がその施設で、どのような手当をもらえるか確認し、基本給に上乗せすると月給はいくらぐらいになるかを事前に計算してみてください。
昇給や賞与(ボーナス)も大切です。どのような評価基準で昇給されるのか、賞与は基本給の何か月分なのかも把握しておきましょう。賞与は、あくまで臨時の給与なので、「支給されることがある」「賞与の規定がない」とする施設や事業所もあります。

施設によって違いがある休暇制度について

介護職は体力を必要とする職種のため、休暇制度は必ず確認します。週計算で何日休みを取れるのか、固定休かシフト制かも忘れずに確認してください。
一般的には、年間休日〇日と表示されます。施設・事業所が定める1年間の休日数を表示しており、休日数が多いほど働きやすい職場と言えるでしょう。ちなみに、介護職の平均休日数は110日です。土日とすべての祝日が休みの場合、年間休日は120日になります。120日以上の休みがある介護施設は優良施設と言って良いでしょう。
また、年間に取得できる有給休暇の日数や、取得のしやすさについても情報を集めることが大切です。結婚や出産、家族の看病など、特別な事情で取得できる休暇の有無も確認してください。

求人票に記載されている福利厚生の内容

福利厚生の内容も、転職先を決めるポイントの一つです。福利厚生が充実している施設・事業所は、介護職にとって働きやすい環境づくりがなされていると考えられます。
福利厚生としては、各種社会保険(法定福利厚生)、社員寮・職員住宅、施設内託児所、食堂の職員割引、資格支援制度、研修・教育制度、特別休暇制度などが挙げられます。
まずは、健康保険や厚生年金など、基本的な社会保険がしっかりと整っているか確認しましょう。子育て中の方なら、施設内託児所があると子育てと介護職の両立がしやすくなります。研修や教育施設が充実していれば、働きながら介護スキルを磨くことが可能です。施設や事業所の多くは、資格取得を応援してくれています。金銭的な補助などが期待できるため、積極的に利用してみてください。
社員のための保養所やスポーツ施設などが利用できるかどうか、特別休暇制度として夏季休暇や年末年始休暇、リフレッシュ休暇などを設けているかどうかもチェックしてみましょう。

今回のまとめ

介護職として転職を考える際、求人票の情報は非常に重要です。自分のライフスタイルや働き方に合った職場を選ぶための判断材料として、給与や休暇、福利厚生の有無などをしっかりとチェックしてください。求人票の内容を詳細に確認して、最適な職場を見つけることをおすすめします。