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2023.12.13

介護職が転職でワークライフバランスを充実させる方法とは?

介護職は高齢化社会の中で重要性を増している仕事ですが、深刻な人手不足の影響でワークライフバランスの実現に悩む介護職も少なくありません。転職を検討する際、どのような点を考慮すれば、最適なバランスが保てる職場を見つけられるのでしょうか。
ここでは、転職で成功しワークライフバランスを充実させるポイントを紹介します。自身の働き方を見直したい方は参考にしてください。

ワークライフバランスでは最初に休日数や勤務時間を重視する

ワークライフバランスを追求する上で、休日数や勤務時間は重要な要素です。介護職は、24時間365日体制で利用者の支援を行う仕事で、肉体的にも精神的にも負荷がかかります。シフト制の場合は夜勤があり、土日に休みが取りにくいのが現状です。他のスタッフが急に出られなくなると、代わりに出勤することもあります。
ワークライフバランスを重視した職場に転職する際には、定期的な休日が確保されているか、年間の有給休暇の取得率はどれくらいか確認しましょう。近年、求人票には「休日は年間〇日」という形で記載されることも増えています。土日祝日を全て休んだ場合の休日は120日ですので、参考にしてください。
勤務時間が明確に表示されていることも大切です。過度な残業がないか、また残業時の対応や支給がしっかりとされているかチェックすることをおすすめします。

土日休みや夜勤無しなど自分が望む介護職の働き方を明確にする

介護職の働き方は多岐にわたり、平日のみの勤務、夜勤無し、午前中3時間だけの勤務、夜勤のみ勤務など、バラエティに富んでいます。転職を成功させるためには、自分の理想とする働き方を明確にしておくことが重要です。
家庭と仕事を両立したいので土日は必ず休みたい、子供が小さいので平日のみ働きたいなど具体的な希望がある場合は、転職活動の際にはっきりと伝えることが大切です。理由を聞かれるかと思いますが、自分のライフプランに基づいた希望であることを伝えれば納得してもらえるでしょう。転職先で働き始めた後から「こんなはずではなかった」という事態に陥らないためにもしっかりと確認してください。

転職先の勤務体系や人員配置をしっかりと確認する

転職先の勤務体系や人員配置なども、ワークライフバランスを実現する上で大きな要素です。
職場の勤務体系やシフトの組み方、有給休暇が取りやすい環境かなどを事前に確認し、自分のライフスタイルや健康状態に合っているか検討しましょう。介護職が人手不足の場合、予期しない残業や休日出勤が増える可能性があります。適切な人員配置がなされているか、利用者の人数に対して介護職が何人いるか、1チームの人数など、事前の情報収集や面接時の質問を通じて把握しておくのがおすすめです。
例えば、有給休暇や長期休暇が取りやすい職場や勤務時間が短く設定されている職場は、家庭や趣味の時間を確保しやすいため、ワークライフバランスを充実させることが可能です。

今回のまとめ

ワークライフバランスを充実させるためには、自身の働き方を見直すことが大切です。休日数や勤務時間を重視し、自分が求める理想の働き方を明確にすることで、ストレスを減らしながら満ち足りた質の高い生活を送ることができます。転職先の勤務体系や人員配置をしっかりと確認し、自分に合った職場を見つけましょう。