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2023.07.31

介護職で育児中または妊娠中の資格取得の可否と注意事項

出産や育児のために休暇を取得するのは権利です。しかし、どうしても復職後のことが不安になってしまうこともあります。やりたい仕事を任せてもらえるのか、役職や収入アップへのルートに戻れるのか、心配事は尽きません。出産・育児休暇中でもキャリアアップを目指し、資格取得をしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
ここでは、出産・育児休暇中に取得を目指せる資格と、出産前後に介護職を続けるための注意事項について解説します。

育児中や妊娠中でも介護職の資格は取得できる?

結論から言うと、出産・育児の休暇中に資格の取得を目指す人は少なくありません。出産・育児休暇は勉強の時間が確保しやすいのです。継続した勉強は復職時の不安を取り除くことにも役立ちますし、実際資格を取得した状態で復職すれば収入アップにも繋がります。
ただし、取得を目指す資格は慎重に選びましょう。介護に関連する資格の中には座学だけではなく実技の受講が必要なものもあります。医師にも相談し、慎重に判断してください。

育児中や妊娠中に取得したいおすすめの介護職の資格

出産・育児休暇中に取得が目指せるおすすめの資格を、下記にピックアップしてご紹介します。

介護事務

介護事務は、受付や来客対応、そして介護報酬請求業務などの仕事を行う介護関連職です。介護報酬請求業務は、事業所が国民健康保険団体連合会から介護報酬を受け取るための書類を作成する重要な仕事です。
介護事務の仕事は無資格でもできますが、資格は知識の証明。取得に至るまで学んだ内容も無駄になりません。

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介護職員初任者研修

介護職関連資格の入り口とも言われる基礎的な資格です。取得のためには通信講座の他、スクーリングが必要ですが、9科目130時間と比較的早めに取得できますので、安定期のうちに取得を目指すのがおすすめです。
一部実技講習が含まれるため、体調が安定している時期を選んで迅速に取得するか、産後に家族の協力を得て素早く取得するのがおすすめです。

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介護福祉士実務者研修

国家資格「介護福祉士」の取得には、この実務者研修の取得が必須です。医療的ケアも含んだ、介護職員初任者研修より踏み込んだ介護の知識と技術を学べます。実技講習があるので妊娠中は無理ができませんが、通信講座が主体ですので、自分のペースで学びを進めることが可能です。

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育児中や妊娠中に介護職を続けるための注意事項

産前産後もしっかり仕事をして、影響を少なくしたいと考える人もいます。しかし、キャリア以上に大切なのは自分と赤ちゃんの命です。仕事を継続するなら、事業所に相談して業務内容を見直す必要があります。
日頃、介護の現場に従事している場合は一時的に事務などのデスクワークにしてもらう、あるいは別の介護従事者のサポートに回りましょう。夜勤のある施設なら、しばらくは日勤のみにすることも大切です。夜間は従業員も通行人も少なく、緊急時に助けを求めにくい可能性があります。

今回のまとめ

出産・育児休暇中に介護の資格を取得することは可能です。実技講習がある場合は体調と相談する必要がありますが、勉強を続けることはモチベーションの維持に繋がる他、復職後の不安払拭にも役立ちます。休暇は必要最低限にして仕事をしたいと考えている場合は、事業所に相談して仕事の内容を見直してください。ただし、体調を最優先にすることを心がけましょう。