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2023.07.31

介護職が向いている人の特徴と介護職を考える人におすすめの資格

人と接する介護職は無資格・未経験でも働くことができる仕事ですが、人をケアする仕事だけに向き・不向きがあります。ご自身が介護職に向いているのか分からないという方も少なくありません。
ここでは、介護職が向いている人の特徴と、介護職を検討する人におすすめの資格をご紹介します。

向いている人は人と接するのが好きでホスピタリティがある

介護職が向いている人の特徴として、人と接するのが好きでホスピタリティがあるという点が挙げられます。介護施設には利用者以外にも、一緒に働く職員とも上手にコミュニケーションを取って円滑に仕事を進めなければなりません。人と接することが好きで、思いやりの心がある人は介護の仕事に向いています。
人生の先輩にあたる利用者に接するには、敬意を払わなければなりません。目上に対する丁寧な言葉使い、細やかな気配りができると、利用者やその家族からも良い印象を持ってもらえます。
持病がある利用者も多く、自分の気持ちを的確に伝えられず、きつく当たる人もいるかもしれません。そのような状況であっても、利用者の様子から何をして欲しいのかといった要求を把握できる人も介護の仕事に向いています。

協調性と体力があって強いメンタルを持つ人

介護の仕事は、他の介護職員と協力しながら仕事を進める必要があるため、協調性は大切です。介護職員だけでなく、医師や看護師、理学療法士などとも連携して仕事をすることもあり、お互いの立場を理解し、相手のことを思いやることができる人は介護の仕事に向いています。
体力があり、強いメンタルを持っている人も介護の仕事に向いています。車イスを利用している方や寝たきりの方の入浴介助などは、体力がなくては務まりません。小柄な女性でも、体重をかけられるとかなりの重さになります。夜勤がある施設も多く、おむつ交換なども体力勝負です。
介護の仕事は利用者の命に関わります。介護施設の中には、ターミナルケアや終身介護を行っているところもあり、人の死と向き合わなければいけない場合もあります。心身ともにストレスを受けるため、強いメンタルを持っている人におすすめです。

介護職員初任者研修や介護福祉士等の資格が人気

介護の仕事に向いていると思った方は、介護の資格を取得してみてはいかがでしょうか。無資格・未経験でも取り組めるのが介護職の魅力ですが、資格を持っていると活躍の場が広がり、給料がアップします。
人気の資格として、介護職員初任者研修、介護福祉士があります。介護職員初任者研修は介護の基本的な知識や技術が習得できる資格であり、介護職を志す人は、まずはこの資格取得からスタートします。
介護福祉士は介護の資格の中で唯一の国家資格であり、3年以上の勤務実績が必要です。国家試験だけに超難関というイメージを持つ人も多いですが、介護福祉士の合格率は60~70%。介護福祉士の資格を取得すると、介護のプロとして認められ転職にも有利に働きます。また。勤務地によっても異なりますが、介護福祉士の資格を持っていることで資格手当てが支給されるため、無資格者と比べると給与に大きな差が生まれる場合があります。

今回のまとめ

介護の仕事に向いている人は、人と接するのが好きでホスピタリティがある人です。チームで働くことから協調性も求められますし、体力があり、ストレスに強いメンタルを持っている人も介護の仕事に向いていると言えるでしょう。こうした特性に当てはまる方は、介護の資格取得にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。まずは介護職員初任者研修から始めてみることをおすすめします。