全国の介護・福祉資格講座を検索・申し込みできるフクシカサーチ「お知らせ・コラム」ページ

メニュー

Column

お知らせ・コラム

Column

2024.03.04

介護予防に関する資格とは?資格の種類や取得するメリット

介護予防に関する資格取得を目指すことで、運動機能を高めるための知識や健康を維持するための食事指導についてなど、高齢者の方の生活をより豊かにするための様々な知識を学ぶことができます。
また、資格を取得することで自分自身の活躍の場も広がるのは、大きなメリットと言えるでしょう。ここでは、介護予防に関する資格について詳しく解説しますので、スキルアップを目指している方は、ぜひ参考にしてください。

1.介護予防に関する資格の種類

介護予防に関する資格とは、高齢者が周りから介護されることなく元気に暮らしていけるためのサポートを行う資格全般を指します。また、既に介護状態の方も、今よりも自分でできることを増やすようにサポートすることができます。
具体的には、栄養指導や運動指導がメインです。個々に合わせた介護予防プログラムを作ることで、高齢者の介護状態の悪化や身体機能の向上を目指します。
介護予防の資格によって学ぶ内容は異なりますが、基本的には高齢者が元気に暮らせるためのサポートを担っていることを覚えておきましょう。介護予防に関する代表的な資格は以下の5つです。

・介護予防指導士
・介護予防運動指導員
・介護予防健康アドバイザー
・介護予防運動トレーナー
・介護予防運動スペシャリスト

介護予防の資格の選び方

介護予防資格には、高齢者の身体づくりをメインとした資格や生活全般のアドバイスを主にした資格、栄養ケアが学べる資格など様々な特徴があります。自分がどの分野に注力して高齢者の介護予防に携わっていきたいのか考えた上で資格を選択しましょう。
また、介護予防の資格取得を目指している方は、受講条件を確認してください。資格によっては介護やスポーツに関する資格者が受講条件となっている場合があり、介護予防の資格取得を目指す方で受講条件を満たしていない方は、まず該当の資格を取得する必要があります。気になる介護予防資格の受講条件をチェックし、自分のペースでスキルアップしていきましょう。

介護予防の資格を取得するメリット

現在介護職に携わっている方は、介護予防に関する資格を取得することで要介護度の高い高齢者だけではなく、比較的自立した高齢者の健康をサポートする仕事に就けるかもしれません。例えば、運動や食事の指導をメインとした職に就いたり、介護施設だけではなく、地域施設で高齢者をサポートする仕事に就けたりと活躍の場が広がる可能性があります。
また、このような仕事は基本的に高齢者が活動している昼間の時間帯である場合が多く、夜勤の多い介護の仕事が難しい方でも転職によってワークライフバランスを整えることができるでしょう。
理想の働き方は個々によって異なるので、自分に合った働き方を見つけるためにも介護予防の資格を取得して活躍の場を広げましょう。

4.今回のまとめ

介護予防の資格は、高齢者の生活の質を高める役割があります。思うように体が動かなったり、自分でできることが少なくなったりすると、気が滅入ってしまう高齢者も多いです。高齢者が元気よく快適に過ごせる生活をサポートするためにも、介護予防の資格を活かしましょう。介護予防の資格は受講条件が定められている場合もあるので、資格取得を目指している方は事前に確認してください。介護業界で活躍したい方は、この機会にぜひ介護予防の資格取得も検討してみてはいかがでしょうか。