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2024.07.29

初任者研修の長期コースと短期コースのメリット・デメリット

初任者研修は、介護職員としてのスタート資格であり、重要な第一歩です。この研修には、週1日で4ヶ月間通学する長期コースと、週3~5日で1ヶ月前後の短期コースがあります。

どちらのコースも同じ講義内容と時間を提供していますが、選ぶ際には自分の状況や目標を考慮する必要があります。本記事では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していますので、最適なコースを見つける参考にしてください。

 

 

1. 初任者研修とは

初任者研修は、介護職員としての第一歩を踏み出すための研修です。この研修を修了することで、介護業務に必要な基礎知識や技術を身につけられます。資格がなくても介護職として働くことは可能ですが、初任者研修を修了することで多くのメリットがあります。

初任者研修を受講するメリットは、以下の通りです。

  1. 採用の確率が上がる
  2. 働ける職種の範囲が広がる
  3. 給与のベースが上がる

初任者研修の受講時間は、通学課程130時間、通信課程は最少89.5時間 と定められており、どのスクールでも基本的に同じです。ただし、受講期間とスクーリング日数はスクールや講座によって異なります。

長期コースと短期コースの特徴について簡単にまとめました。受講の際の参考にしてください。

コース名 受講期間など
長期コース 週1日で約4ヶ月通学する長期コース。土日や夜間に開催されているコースもある。
短期コース 通信課程で週3〜5日のスクーリングを行い、3週間〜1ヶ月強で資格を取得します。

※どちらのコースも、スクーリングの総時間数は変わりません。開講頻度と1日の受講時間によって受講期間が異なります。

また、初任者研修についての詳しい学習内容については、こちらをご覧ください。

介護職員初任者研修とは?

 

2. 長期コースのメリット・デメリット

ここでは、長期コースのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

1.働きながら受講できる

長期コースは週1日ペースで通学するため、仕事を続けながらでも受講しやすいです。特に週末に通学するコースでは、平日の仕事と両立しやすく、安定した収入を維持しながら資格取得を目指せます。

2.学習内容が定着しやすい

長期間にわたって学習を進めることで、学んだ内容をじっくりと理解し、定着させることが可能です。短期集中コースとは異なり、毎回の講義で少しずつ知識を深めていくため、無理なく学習を進められます。

3.通信課題の時間を確保しやすい

通信課題に取り組むための時間を、しっかりと確保できます。自分のペースで学習の進捗状況を管理できるため、無理なく進めることが可能です。

デメリット

1.資格取得まで時間がかかる

長期コースは、資格取得までに約4ヶ月必要です。「早く現場に出て働きたい」と考えている場合には、長く感じるかもしれません。

2.モチベーションの維持が難しい

長期間にわたる学習のため、途中でモチベーションが低下することがあります。特に、日々の生活や仕事が忙しいと、学習の優先順位を保つのが難しくなることも考えられます。

3.通学の負担

週1回の通学でも、長期間にわたって続けることは負担になることがあります。特に、交通費や時間の確保などの面で負担が増えることを考慮する必要があります。

 

以上のように、長期コースでは学習内容をじっくりと理解しながら、確実な資格取得を目指せます。

仕事や家庭の都合に合わせて無理なく学習を進めたい方に適した選択肢です。ただし、時間管理やモチベーション維持には、注意が必要です。自身のライフスタイルと目標を考慮し、長期コースの利点を最大限に活用してください。

 

3. 短期コースのメリット・デメリット

ここでは、短期コースのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

1.短期間で資格取得できる

最大のメリットは、短期間で資格を取得できる点です。1ヶ月強という短期間で修了できるため、すぐに介護現場で働き始めたい方には魅力的です。キャリアを早く積み上げたい人や、転職を急いでいる人にとって大きな利点となります。

2.集中力を維持できる

短期間で学習するため、集中力を保ちやすく、一気に知識を吸収できます。毎日学ぶことで、記憶の定着もしやすくなります。この集中学習は、学ぶ意欲が高い人にとって効果的です。

3.早期にキャリアをスタートできる

短期間で資格を取得し、早期に現場での実践経験を積めます。実践経験は、学んだ知識を定着させるために不可欠です。早く現場に出ることで、他のスタッフとも早く人間関係を築き、チームの一員として活躍できます。

デメリット

1.学習負担が大きくなる

短期コースでは連日通学するため、学習負担が大きくなります。特に働きながら受講する場合には、仕事と学習の両立が難しくなりがちです。このようなスケジュールは体力的にも精神的にもハードであり、タフさが求められます。

2.学習内容が消化不良になることも

短期間で大量の情報を学ぶため、内容を理解する時間が限られます。よって、復習や確認の時間をしっかりと取ることが必要です。分からないことがあれば、すぐに講師に尋ねる積極性も求められます。

3.ストレスを感じることがある

連日の学習と通学により、ストレスを感じてしまう可能性があります。短期間で多くの課題に取り組む必要があるため、人によってはプレッシャーを感じやすいです。ストレス管理が必要で、リラックスする時間や休息をとることが求められます。

 

短期コースは、早く介護の現場に立ちたい人や、集中して学ぶことに適している人に向いています。しかし、学習負担が大きく、ストレスを感じる場面も多いため、自分のライフスタイルや学習ペースに合った選択が重要です。

 

まとめ:自分に合ったコースを選ぼう!

 
初任者研修を受講する際には、自分のライフスタイルや学習スタイルに合ったコースを選ぶことが大切です。長期コースは、仕事や家庭の都合に合わせて無理なく学びたい人に向いており、知識をじっくり身につけられます。通信課題に取り組む時間も確保しやすい点が魅力です。

一方、短期コースは短期間で資格を取得したい人に最適で、集中的に学んで早く介護の現場で働き始められます。スケジュールはタイトですが、早く目標を達成できるというメリットがあります。

自分に合ったコースを選ぶためには、現在の状況や今後の目標を見極めることが重要です。どちらのコースを選んでも、初任者研修を修了すれば、介護職員としての第一歩を踏み出す準備が整います。自分に合ったコースを選び、介護職としての道を歩み始めましょう。

 

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