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2023.07.30

高卒から介護職に就ける?高卒で取得できるおすすめの資格とは

高卒から介護の仕事をしていきたいと考えている方の中には、介護の仕事をしていく上で学歴がネックになるのではと気になっている方もいるかもしれませんが、介護の分野は、高卒でも立派にキャリアを積んでいくことが可能です。
ここでは、高卒で介護の仕事をしていく際に押さえておきたい学歴との関係性や資格についてご紹介します。

介護職に学歴は関係ない

介護職は学歴を問わない求人が比較的多く、世の中には高卒でも立派に活躍している人が多く存在します。
一般的には、高卒で介護職になるためには、高校在学中に就職試験を受け、その後高校卒業に必要な単位を履修しておくことで、高校卒業後に介護職として働くパターンが多いです。
一方で、現在無資格であっても働きながら資格の取得を推奨しているところが多く、働きながら資格を取得し、キャリアアップするための制度を多くの施設が整えています。そのため、高卒の無資格未経験で就職した場合でも、最終的には介護福祉士という国家資格を取得することも十分可能です。

まずは介護職員初任者研修がおすすめ

高卒で無資格のまま就職することも可能ではありますが、やはり資格を持っていたほうが就職には圧倒的に有利です。資格があることで、就職後にできる仕事の幅も広がることから、やりがいに繋がり、その後のスキルアップやキャリアアップにも大きく影響します。
高卒で資格を取得しようとするならば、まずは介護職員初任者研修がおすすめです。
介護職員初任者研修とは、介護の入門編となる基礎的なカリキュラムが組まれた研修・資格であり、介護職員初任者研修を修了することで、高位の資格を取得することができるようになります。
また、介護職員初任者研修を修了しなければ、訪問介護での仕事ができません。そのため、将来的に訪問介護の分野で働きたいと考えている方は、介護職員初任者研修を修了するのは必須とも言えるのです。なお、施設によっては就職したタイミングの研修として、介護職員初任者研修を組み込むところもあります。

高卒から介護職に就くと実務経験を多く積める

高卒の場合、一般職よりも介護職ならではのメリットがいくつかあります。その最たるメリットが、実務経験を多く積めるという点です。
介護職でさらに上位の資格を取ろうと考えたときに、資格取得のための条件として実務経験があります。例えば、介護職における最上位の資格ともされる介護福祉士は、資格取得方法の1つとして「3年以上介護等の業務に従事した者で実務者研修を修了し介護福祉士国家試験に合格した者」を条件とする実務経験ルートというものがあります。この実務経験ルートを活用すれば学歴が無くても、高卒から実務を積んでおくことで、大学や専門学校を卒業した方と同じように、介護福祉士の資格を取得可能です。
また、介護現場は実務経験があればあるほど、転職にも有利になりますので、高卒から積んだ実務経験は自分の武器になると言えるでしょう。

今回のまとめ

高卒から介護の世界で働くことは可能です。無資格でも働けますが、介護職員初任者研修を修了しておけば、更にできる仕事や職場が増えていきます。そして、実務経験を積んでおけば、最終的に国家資格である介護福祉士の資格を取得することも可能です。
介護の世界で早く働きたいと考えている方は、高卒から介護の世界に一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。