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2023.07.30
介護職の入職初日にやるべきこととは
待ちに待った介護職デビューの初日。介護職の入職初日にやるべきことや全体の流れを予め知っておくと、緊張が和らぎ、落ち着いて行動できるかもしれません。何事もスタートが肝心です。
ここでは、新しい職場で円滑に働くために行うべきこと、利用者や職員とのコミュニケーションの取り方のコツなどをご紹介します。
介護職の入職初日の流れ
入職初日は緊張の連続です。介護施設によって異なるかもしれませんが、初日の大まかな流れはほとんど同じですので知っておきましょう。介護職の入職初日の流れは以下の通りです。
①自己紹介と挨拶
入職初日は、自己紹介と挨拶から始まります。自分がどんな人間なのかを知ってもらうためにも、前職での経験や趣味、自分の特技や強みなどを交えて紹介すると、より親近感を持ってもらえるでしょう。明るくハキハキと自己紹介すると好感度がアップします。
②施設内の見学
施設内を見学しながら、どこに何があるのか確認しましょう。トイレの場所、非常用出入り口などは必ずチェックしてください。
③配属先での仕事説明と引継ぎ
施設内の見学後、配属先に移動し、仕事の説明や引き継ぎが行われます。入職初日は、利用者にサービスを提供することは殆どありませんが、先輩スタッフがサービスを提供している姿を見学し、仕事のイメージを膨らませてください。
覚えることが多いので、メモとボールペンを片時も離さずに説明を聞くことをおすすめします。配属先での説明や引き継ぎが終わると、退社という流れです。
これから円滑に働くために行うべきことは
これから円滑に働くためには、良好な人間関係を築くことが大切で、とりわけ入職初日の第一印象は非常に重要です。人間関係を構築する上で大切なポイントは以下の2つです。
身だしなみ
髪の毛がボサボサで、服装に清潔感がないと、いくら自己紹介がしっかりできていても、介護のプロとして信頼されません。男性のヘアスタイルは短く黒髪、女性は髪色を暗くして、長い場合は一つに縛ってください。前髪が目にかかるようなら、ピンでとめるなどして、あまり髪の毛を触らないようにするのが賢明です。
あいさつ
あいさつは社会人としての基本で、「おはようございます」「お疲れ様です」「お先に失礼します」は明るくハキハキと言うよう心がけましょう。名前を呼ばれたら「はい」と返事をすると好印象です。
入職初日の利用者や職員とのコミュニケーションの取り方
新しい職場になじむには、入職初日の利用者や職員とのコミュニケーションの取り方が重要です。まずは一緒に働く先輩職員の名前を覚えることを意識してください。挨拶するとき、「◯◯さん、おはようございます」という具合に声掛けすると、相手との距離が縮まります。
先輩職員の名前を覚えるのと同じくらい大切なのは、利用者の顔と名前を覚えることです。顔を見てすぐ名前が出てくるようになるまでには、ある程度時間がかかるかもしれませんが、顔の特徴と名前を一緒に覚えるようにする、名前を何度も繰り返すといった工夫をすると覚えやすくなります。
また、利用者は名札を付けていたり、持ち物に名前が書いてあることがあります。顔と名前を覚えた利用者に対して、積極的に話しかけるようにしてみましょう。
今回のまとめ
介護職の入職初日の全体の流れを知っておくと、落ち着いて行動できます。明るくハキハキとした挨拶と、清潔感のある身だしなみを心がけて第一印象を良くし、円滑に仕事ができる人間関係を構築していくことが大切です。