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2023.07.31

髪色は自由?ネイルはOK?介護職として働く上で気になる点をご紹介

これから介護職で働く方の多くは、「髪色は自由?」や「ネイルはできるの?」など身なりに関する疑問を抱えているのではないでしょうか。
ここでは、介護職の髪色やネイルなど、身なり関するルールについて解説します。これから介護士として働く方は、ぜひ参考にしてください。

髪色を自由にしている介護職は増えている

髪色はきちんと仕事ができれば問題なく、自由としている職場も少なくありません。そのため、茶髪や金髪、長髪で働く介護職の方も増えてきています。ただし、不衛生な印象を与えてはいけないため、髪を染める場合は職場への確認が必要です。
求人の時点で、「髪色自由」や「髪型自由」と明記しているところもいくつかあります。また、明記していないだけで、髪色や髪型に制限を設けているとは限らないため、気になる方は事前に職場に問い合わせみると良いでしょう。

介護士の髪色はどこまでの明るさなら大丈夫?

介護士の髪色は10トーン程度、明るめの茶髪までが大丈夫な施設が少なくありません。ブリーチさえしなければ、明るくなりすぎる心配がないため、おしゃれは十分に楽しめるでしょう。
しかし、髪色の明るさの規定は施設によって異なるため、事前に確認することが重要です。

派手な髪色が悪いイメージを持たれてしまう可能性があることを覚悟すべき

働き始めから派手な髪色だと、同僚や利用者に「怖そう」、「声がかけづらい」などの悪いイメージを持たれてしまう可能性があります。余計な先入観は、仕事をする上で不利に働いてしまうため、始めは暗い色にしておくのが賢明です。当然ながら、施設ごとに特徴が異なるので、働きながら調整してみてください。

利用者の安全を守るためネイルは禁止されている

介護士のネイルを禁止している介護施設は少なくありません。介護士のネイルが禁止されている理由は以下の2つです。

ネイルをしていると危険

介護士は入浴介助や生活のサポートの際に、利用者の肌に触れることが多いです。そのような時に、ネイルでコーディングされた爪で利用者に触れてしまうと、剥離を起こしてしまう危険性もあります。また、ネイルのコーディングやパーツが食事に混入してしまう可能性も否定できません。

ネイルをしていると不衛生になる

爪とネイルの間に菌が入り、不衛生な状態になることがあります。介護士は利用者の食事の調理や食事補助をするため、常に手は清潔な状態でなければなりません。
また、介護士はネイルだけでなく爪の長さにも注意が必要です。爪を伸ばすと、その隙間に菌が入り込んでしまう可能性があります。また、伸びた爪で利用者を傷つけてしまう危険性もあります。

希望がある場合は事前に職場に確認する

髪やネイル以外にも、身なりに関する規則があります。自分がしたい身なりはその職場で許されているのかがわからない場合は、確認してみると良いでしょう。
身なりに関しては、以下のようなルールを設けている介護施設が少なくありません。
・職場や職務にふさわしいもの
・色髪や口髭禁止
・髪色やマニキュア、香水の制限あり
・髪のトーンレベルは10まで
・髪留めは派手なものじゃないか
上記のようにルールが設定されていても、分かりづらいものがあるので、気になるところは直接職場へ確認してみてください。

今回のまとめ

今回は、髪色やネイルなど、介護職で働く上で気になる点について解説しました。髪色は自由度が高いですが、ネイルは危険や不衛生な点から禁止されている介護施設がほとんどです。しかし、施設によってはルールが異なるので、分からない場合は直接確認してみることをおすすめします。