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2024.11.28

介護職員初任者研修の「受講料キャッシュバック制度」とは?

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)は、介護業界で働きたい人が最初に取得する資格として広く認知されています。
そのため「資格を取ったらすぐに就職したい」といった受講生のニーズも強く、各スクールではさまざまな就職支援を行っています。
その中でも最も魅力的なのが「受講料キャッシュバック制度」ではないでしょうか。
この記事では、スクールが行うキャッシュバック制度の仕組みやメリット、注意点について詳しく解説します。

受講料キャッシュバック制度とは?

受講料金のキャッシュバック制度とは、一度支払った受講料が、一定の条件を満たすことによって返金されるシステムのことです。ここでいう一定の条件とは、大まかに言うと

・研修を修了すること
・スクールが紹介した施設に就業すること

です。
原則的にスクールが紹介する施設や事業所に就職することが前提となります。

どんなスクールが実施している?

キャッシュバック制度を実施しているスクールは、就職支援を行える体制が整っていて、斡旋を積極的におこなっているスクールとなります。具体的には、以下のような特徴を持ったスクールとなります。

1.系列で介護事業所を運営しているスクール
2.有料職業紹介、人材派遣サービスを運営しているスクール

1.の場合は、そのスクールと同じ会社または同じグループの介護施設に就職することでキャッシュバックが受けられます。

メリット

同じ系列なので情報が多いことです。受講中に施設の人事担当者などから話を聞けたりする場合もあるので、就職後のミスマッチも起こりにくいです。

デメリット

選択の幅が少ないことです。系列施設・事業所に就職することが条件なので、通勤距離や条件面で合わずにほかの施設に就職した場合は、キャッシュバックの適用対象外となります。

2.は、スクールまたはその運営会社において有料職業紹介か人材派遣(あるいはその両方の)事業をおこなっているケースとなり、紹介先で雇用されるか、または派遣スタッフとして雇用されることでキャッシュバックが発生します。

メリット

キャッシュバック対象の就業先を選べることです。一つの法人に限定されないため、豊富な案件から就業先を選ぶことができます。また、勤務エリアや給与、雇用条件など希望の条件を伝えれば、人材担当スタッフ(コーディネーター)が条件に見合った働き先をピックアップしてくれます。特に介護業界のことを何もわからない方にとっては、コーディネーターは強い味方です。

デメリット

1.と比べると情報の濃さは劣ります。紹介先・派遣先の情報をコーディネーターはしっかり把握するように努めていますが、より新鮮で詳しい情報となると、スクールと同一グループの施設のほうが入手しやすいです。また、スクールを経由せず、自分で面接して就職を決めた場合は、基本的にキャッシュバックの対象とならないのでご注意ください。

キャッシュバックの条件について

スクールが紹介した先に就職することが第一の条件ですが、多くの場合は、それに追加で条件があります。スクールによって異なりますが、主に就業期間と雇用形態が関わってきます。

就業期間

スクールの紹介した施設に就業後、すぐに退職した場合はキャッシュバックの対象とならないことがほとんどです。概ね6ヶ月から1年、勤務し続けることが条件となっていますが、スクールによって変わるので個々にご確認ください。
キャッシュバックのタイミングも、就業期間の条件を満たした後に、指定の口座に料金が振り込まれるというのが一般的です。

雇用形態

就業先での雇用形態をキャッシュバックの条件に加えているケースも多いです。例えばフルタイムの正社員として勤務したら受講料金の全額をキャッシュバック、週3日のパートタイムなら半額をキャッシュバック、といった具合です。

こちらも、スクールによって条件は異なります。

その他

資格取得後◯ヶ月以内の方、などの条件を定めているスクールもあります。

ハローワークの公共訓練や求職者支援訓練とのちがい

就職することによって受講料が実質無料になるキャッシュバック制度ですが、同じく就職を目的とした初任者研修講座として、ハローワークが実施している離職者向け訓練(公共訓練)や求職者支援訓練があります。こちらはキャッシュバックではなく受講料が(テキスト代等を除き)原則無料となります。

ただし、こちらは受講時点で無職の方が対象であることと、介護業界で働く意思があることが前提条件となります。

キャッシュバック制度の魅力は、受講を始めた時点でまだ介護業界への転職を決めていない方や、就職を目的とせず、将来の家族の介護のために資格を取得しに来た方が、「自分もやってみよう」と思ったときに後押ししてくれるところにあります。もちろん就職を目指して資格取得する方にも大きなメリットですが、離職中の方は、上で述べた公共訓練や求職者支援訓練を利用して初任者研修の資格を取得することも検討してみてください。

まとめ

「受講料キャッシュバック制度」は、資格取得と就職を金銭面でサポートする画期的な仕組みです。スクール選びの際には、条件や就職先の選択肢をよく確認することが重要です。自分の目的に合った制度を活用して、介護業界への一歩を踏み出しましょう。

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