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2023.08.08

自由なスタイルで働ける介護派遣の良い点と悪い点

介護職員として現場で働く場合、大きく分けて介護施設と直接雇用契約を結ぶ「正社員」と派遣会社に登録をして派遣会社を通して派遣先の介護施設で仕事をする「派遣社員」の2タイプがあります。
ここでは、自由なスタイルで働ける介護派遣に焦点を当てて、メリットやデメリットを詳しくご紹介します。

介護派遣のメリットはライフスタイルに合わせられること

介護施設において派遣社員として働く最大のメリットは、それぞれのライフスタイルに合わせて働けることです。派遣社員は、勤務する前に勤務時間について厳密に決める必要がありますので、基本的に残業が発生しません。残業が発生する場合も、原則時給制で働くことになるため残業代が支給されます。
また、派遣社員として働くことで、正社員よりも高時給で働けるケースも少なくありません。多くの介護施設では慢性的な人手不足に悩まれているため、高い時給を支払っても人材を確保したいと考えています。そのため、正社員よりも高待遇で働ける場合が多く見られるのです。
その他にも、勤務時間や勤務地の融通が利きやすいのも派遣社員の特徴です。週に勤務する日数や勤務時間帯の調整もしやすいので、子育て世代やWワークをしている方でも働きやすい職種と言えるでしょう。

デメリットは正規の介護職に比べて不安定であること

派遣社員は、契約期間が定められていることから、雇用の不安定さがデメリットです。働きやすいと感じている職場も契約期間の3年を過ぎてしまうと働き続けることができなかったり、その後再雇用されたとしても時給が変動してしまったりする可能性があります。
その他に、責任のあるポジションを任せてもらえず業務が単調になりがちな点や、ボーナスや退職金がないなどの点もデメリットと言えるでしょうです。

介護職に派遣で就くかどうか検討してメリットが上回れば選ぶ価値がある

介護の派遣社員は、高時給で働きたい方や子育て・家事と両立したい方、趣味やプライベートの時間もしっかりと大切にしたい方などに向いています。派遣社員として働くメリットとデメリットをしっかりと比較し、メリットが上回れば選択する価値は十分あるでしょう。ご自身にとって最適なワークスタイルを探すことをおすすめします。

今回のまとめ

今回は、自由なスタイルで働ける介護の派遣社員のメリット・デメリットをご紹介しました。派遣社員として働くデメリットはいくつかありますが、小さなお子さんがいる方を始め、本格的な職場復帰を目指して徐々に現場に慣れていきたい方にぴったりの働き方です。
もちろん、正社員として働くメリット・デメリットも存在しますので、両者をしっかりと比較した上でご自身に合う働き方を見つけていくことをおすすめします。