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2023.08.08
介護職を目指す人向け!介護の資格取得を目指す時の計画の立て方
資格取得するためのスケジュールが立てられない、資格取得するための計画の立て方が分からないなどの課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、介護の資格取得を目指す時の計画の立て方について解説します。資格を取得する際はキャリアプランも必要なので、ご自身のキャリアプランを明確にすることが大切です。
資格取得までの期限を設定する
介護職は営業職や販売職とは異なり、何かを生産して売り上げを上げる職業ではないため、目標設定は必要ないと思われるかもしれません。しかし、同じ業務を毎日行う介護職だからこそ、目標設定が必要です。目標設定をしないと、なかなか成長のきっかけを掴むことはできません。
目標設定の1つとして、キャリアアップにも繋がる資格取得が有効です。資格取得を目標設定する場合は、ただ取得するのを目的とするのではなく、「来年まで」「〇〇歳まで」などのように期限を設けてください。
また、期限の設定以外にも「問題集を1日◯ページ解く」のように資格取得までの具体的な行動を併せて目標にしてみましょう。毎日の目標を設定することで、習慣化でき、毎日確実に成長できます。
具体的な達成計画を立てる
目標設定にはいくつかの方法があり、基本となるやり方がベーシック法です。ここからはベーシック法のやり方について解説します。
・目標項目の設定
・達成基準の決定
・期限の設定
・達成計画を立てる
上記4つの段階を踏んで行うのがベーシック法です。期限が設定できたら、達成計画を立てていきましょう。
具体的には、目標を達成するために、必要なことをクリアできるスケジュールを立てていきます。例えば、「10月までに今使っている参考書を完璧にする」「2月までに問題集の問題を解き終える」「3月の試験までは過去問題に取り組む」などです。
介護職における段階的なキャリアプランを立てる
個人目標を考える際には、キャリアプランを立てておきたいところです。特に、資格を取得する場合は資格取得がゴールにならないように、最終目標を考えておかなければなりません。また、介護関連の資格はたくさんありますが、設定した最終目標によっては、自分が取ろうとしている資格を取る必要がなくなる場合もあります。
介護職に勤める方の多くは、国家資格である介護福祉士の資格取得を目標としています。しかし、介護系の養成学校に行かずに働きながら取得を目指す場合、介護職として3年経験を積み、介護福祉士実務研修を修了しなければなりません。最終的にケアマネージャーを目指す場合は、介護福祉士の資格を取得してから、介護支援専門員の試験に挑戦するのが一般的です。
最終目標から逆算して、今の自分に必要な経験や資格を考えて、そのプランに沿った個人目標を立てることをおすすめします。
今回のまとめ
今回は、介護の資格を取得する方に向けて、介護資格取得を目指す時の計画の立て方について解説しました。資格取得の際は、期限を設けることが大切です。期限の設定が完了したら、目標を達成するために、必要なことをクリアできるスケジュールを立てていきましょう。スケジュールを立て終わったら、段階的なキャリアプランを立てていきます。この時に必要な資格や経験が明確になるので、キャリアプランに合った資格を選択してください。