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2023.08.10
介護福祉士試験の勉強でやってしまいがちなNG習慣とは?
介護業界における資格には、介護職員初任者研修や実務者研修など様々な資格があります。中でも、介護職唯一の国家資格である介護福祉士は、介護や福祉に関する知識や技術を問われるため、難易度の高い試験です。難関の資格である介護福祉士の資格を取得するためには、効率良く学習する必要があります。
ここでは、介護福祉士の試験対策でやりがちなNG習慣についてご紹介しますので、これから介護福祉士の試験を受ける予定の方はぜひ参考にしてください。
暗記中心で過去問を解かない
介護福祉士の試験内容には、大きく分けて「筆記試験」と「実技試験」の2つがあります。筆記試験では、基礎知識を始め、応用力や実践力の問われる問題が数多く質問されます。また、実技試験は、介護の現場で実際に行う業務を再現し、介護福祉士として求められる能力を測る試験です。そのため、介護福祉士の試験に合格するためには実践的な知識や技術が必要であり、参考書や過去問の内容を丸暗記するだけでは合格しづらい試験と言えるでしょう。
実際の介護現場で必要な知識や技術を正しく理解して、応用できるようになることが重要です。
過去問を解いても何故その答えになるのかを理解しようとしない
介護福祉士の国家試験は、暗記力だけでは合格できません、試験に出題される問題は、介護現場において即戦力として活躍するために必要な実務経験を前提としているため、知識だけでなく、理解力や応用力も求められます。
そのため、過去の試験問題を繰り返し解くのではなく、何故その答えが正しいのか理解を深めることが非常に大切です。例えば、法律や制度に関する問題においては、法律や制度の目的や具体的な事例に関する知識も理解しなければなりません。
さらに、実技試験においては手順のみを暗記するだけでは現場での応用力が身に着かないでしょう。
理解力を高めるためには、現場での経験が必要不可欠です。介護の現場の第一線で活躍している経験は、介護福祉士の試験に必ず役立ちます。
モチベーションが維持できず徐々に怠惰になりがち
介護福祉士の試験勉強をされている方の多くは、介護現場の第一線で活躍しながら資格取得を目指しています。そのため、限られた時間を有効活用できずに効率良く勉強できなかったり、正しい勉強法が分からずにモチベーションの維持ができなかったりする方も少なくありません。
効率良く勉強して、介護福祉士の資格取得を目指したい方は、対策講座の受講をおすすめします。試験対策に必要な情報や勉強方法がわかるため、効率良く学習を進められるでしょう。
今回のまとめ
介護福祉士は介護職唯一の国家試験であるため、他の介護関連の資格と比較して難易度の高いのが特徴です。2022年度の合格率は72.3%と一見高い数字に見えますが、しっかりと試験対策を講じないと合格は難しいと言えるでしょう。
限られた時間を有効活用して効率良く試験対策を行うためには、介護福祉士試験の対策講座の受講がおすすめです。予算やスケジュールに応じて様々な講座を選択できますので、どのような講座があるかぜひチェックしてみてください。