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介護の仕事の魅力は無資格・未経験からでも働ける点にありますが、介護職員初任者研修の資格を持っていると採用時に有利に働き、給与などの待遇も良くなるのが一般的です。介護職員初任者研修の資格を取得するには、どこで学ぶのが効率的なのでしょうか。
ここでは、講座や資格スクールを選ぶ際のポイント、大手と地域密着型の違いなどをご紹介します。

介護職員初任者研修の講座は通いやすさやスケジュールを確認する

介護職員初任者研修は厚生労働省の指針によって講座内容や受講時間が定められています。
基本的にはどこで学んでも同じですが、取得までの期間や費用などが異なるので注意してください。資格スクール選びにあたっては、自分が何を優先したいのか明確にしておく必要があります。
自宅で学べる通信講座を受講すると決めた場合でも、15日程度は通学しなければなりません。資格スクールが自宅や職場から無理なく通える距離にあるかをまず検討してください。
スケジュール確認も重要です。働きながら資格取得を目指す場合、土日コースや平日夜間のコースに通うことになりますが、1日何コマか、欠席した場合の振替授業の有無などもチェックします。時間に余裕のある方は平日昼間を利用する、短期集中コースを選ぶのも良いでしょう。
受講料も大切なポイントです。教育訓練給付金が利用できるか、割引キャンペーンがあるか、なども含めて総合的に判断することが大切です。

すぐに介護職として活躍したいなら就職サポートの手厚さをチェック

介護職員初任者研修を取得後、すぐに介護職として働きたい方、就職活動をする時間的余裕がない方は、資格スクールに就職サポートがあるかどうかも確認してください。
受講後、就職先を紹介してもらえるスクールや、関連の介護施設にすぐ勤務できるところもあります。働き方も様々で、正社員だけでなく、パートや週1日だけのアルバイトでも勤務可能なスクールもあるため、できるだけ手厚い就職サポートが受けられるスクールを選びましょう。
就職サポートの手厚い資格スクールの中には、就職が決まった場合には介護職員初任者研修の受講料を無料にしてくれるところもあります。一般的な受講料は3～15万円なので、無料になるのは嬉しいところです。

介護職の資格スクールは大手と地域密着型でどう違う？

全国各地で講座を開催している大手スクールと、地域密着型スクールの違いも気になるところです。
大手スクールは知名度も実績も高く、グループ企業が介護施設や人材派遣会社を運営しているスクールもあります。介護職員初任者研修を受講することで、全国的なネットワークのある大会社と繋がり、働き方の相談ができるのは安心材料となります。
地域密着型スクールは、定員が少なく、アットホームな雰囲気で学べる点がメリットです。知名度が低い分、受講料を低めに設定しているところも多いのが特徴で、地域の介護施設とのつながりも密なため、地元で働きたい方に向いています。
大手スクール、地元密着型スクールともに良い点があるため、自分のニーズに合わせて選んでください。

今回のまとめ

介護職員初任者研修は厚生労働省の指針によって講座内容や受講時間が決まっていますが、取得までの期間や費用などがスクールで異なります。通いやすい距離にあるか、スケジュールはどうなっているかなどを確認して選んでください。就職サポートを実施しているスクールや、就職することで受講費用が無料になるところもあります。自分のニーズに合わせてスクールを選んでみてはいかがでしょうか。