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2023.08.10

介護福祉士実務者研修はどこで受けるべき?資格スクール選びのポイント

介護福祉士実務者研修(以下、実務者研修)の資格を取得するためには、資格スクールで受講する必要があります。さまざまな事業主体が運営しており費用も期間もバラバラなのでで、どこで受けるべきか分からないという声も少なくありません。
ここでは、実務者研修の資格スクール選びのポイントをご紹介します。資格スクール選びの参考にしてください。

介護福祉士実務者研修は介護職のキャリアアップに欠かせない資格

実務者研修は、介護福祉に関する法律・政策から、介護スキルやコミュニケーションまで、介護の現場に必要な実践的な技術を学ぶプログラムです。働きながら資格取得を目指す実務経験ルートでは、初任者研修を取得した後に挑戦するケースが一般的ですが、初任者研修を取得しないで、無資格から直接、実務者研修を取得することもできます。
実務者研修は、介護業界唯一の国家資格・介護福祉士を受験するための条件となっていることから、介護士としてのスキルアップを目指したい方、介護事務所の運営に携わりたい方など、介護職のキャリアアップに欠かせない資格です。
実務者研修を取得すると転職時に有利に働くだけでなく、給与面など待遇も良くなると言われています。

実務者研修のカリキュラムはどの資格スクールも基本的には同じ

実務者研修のカリキュラムは、厚生労働省の指針によって講座内容や受講時間が定められています。基本的にはどこで学んでも同じですが、取得までの費用や期間などが異なるので注意が必要です。
実務者研修を取得するためには、無資格からスタートした場合は、450時間のカリキュラムを修了する必要があり、初任者研修を取得済みの場合は、130時間のカリキュラムを免許され、320時間です。それ以外にも、医療的ケアの演習が2日間あります。
実務者研修を取得するには、資格スクールに申し込む必要があるのですが、費用だけでなく、スケジュールやサポート体制などを総合的に考慮した上で選んでください。講座受講費は安いに越したことはないのですが、激安スクールは教育体制が整っていないことも多く、注意が必要です。

介護職が実務者研修を受講する資格スクールを選ぶ際のポイント

介護職が実務者研修の資格スクールを選ぶ際、オンラインや通信の教育体制が整っているかどうかを必ずチェックしてください。働きながら通学するのは、思った以上に大変です。仕事が長引き、授業の開始時刻に間に合わないこともあるかもしれません。家庭の事業で欠席することも考えられます。
オンラインや通信の講座だと、自宅や職場で受講でき、分からない箇所は何度も聞き直すことも可能です。
ほかにも、スクールに専門的な知識を持つ講師がいて、質問にきちんと答えてくれるか、割引キャンペーンや就職サポートの有無も確認しておきましょう。
費用を優先したい場合は、実務者研修を修了した後、系列の介護施設で働くことで講座受講費が無料になるスクールもあります。

今回のまとめ

実務者研修は介護職のキャリアップに欠かせない資格で、無資格だと450時間、初任者研修を取得していると320時間で取得できます。資格スクールを選ぶ際には、費用だけでなく総合的に考慮した上で選ぶことが大切です。オンラインや通信の教育体制が整っているスクールだと、自宅でも職場でも勉強できます。実務者研修を取得して、さらなる高みを目指してみてはいかがでしょうか。