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2023.08.10

介護職で働く人が知りたい介護福祉士試験に合格するコツ

「介護職で働きながら介護福祉試験に合格するコツは?」「介護福祉試験の勉強方法は?」などの疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。介護福祉士は介護資格の中で、唯一の国家資格なため、取得を目指している方は少なくありません。
ここでは、介護職として働きながら、介護福祉試験に合格するコツをご紹介します。今日から実践できるため、ぜひ取り入れてみてください。

介護福祉試験の過去問をたくさん解いて合格を目指す

介護福祉試験を合格するために、まずは過去問を解いてみましょう。参考書を読み進めたり、用語を暗記したりすることも重要ですが、過去問を繰り返し解いて、試験にどのような問題が出題されるかを実感する方が重要です。
また、過去問を一通り解き終わったら、もう一度最初から過去問を解き直しましょう。2週目は1週目よりもしっかり理解できるように努め、3週目は間違えた問題や不安な問題を解き直してください。
3週目が終わっても間違えてしまう問題は、参考書を読んでみたり、解説の要点をまとめてみたりして、正解を導き出せるまで繰り返し解き直すことが大切です。

現在介護職で働いている人は余裕を持った勉強期間を設定する

介護福祉試験の合格率は、例年70〜75%なため、しっかりと勉強をすれば合格できる試験です。
独学や通信教育を利用する方は、自分自身で勉強時間を確保しなければなりません。特に、現在介護職で働いている人は、限られた時間の中で勉強時間を抽出しなければならないため、余裕を持った勉強期間を設定してください。
短期間で効率よく覚えられる人もいれば、じっくり時間をかけて覚えていきたい人もいると思います。それぞれの勉強方法で必要な勉強時間は異なりますが、1日30分〜1時間は勉強時間が欲しいところです。
しかし、無理して長時間勉強をしてしまうと、学習効率やモチベーションの低下につながります。仕事や私生活と両立しながら、短期間でも良いので勉強時間を確保しましょう。
通学や通信教育では、ほとんどの場合、次回の試験に合格できるようにスケジュールが組まれます。6ヶ月、最短2ヶ月で期間を設けているところが多いため、勉強に必要な期間は2ヶ月〜6ヶ月くらいと認識しておいてください。
例年であれば、6月下旬頃にその年度の介護福祉試験の詳細が公表され、7月に各出版社から問題集や参考書が発売されます。独学で勉強を進める際の目安として覚えておきましょう。

苦手分野は繰り返し問題を解いて対策する

苦手分野の勉強には、反復学習が効果的です。有名なエビングハウスの忘却曲線によれば、最初に覚えた内容を覚え直すために必要な勉強時間は、復習の機会が増えるほど少なくなります。反復学習を繰り返すほど時間が経っても記憶に残るからです。
1回学習するだけでは理解が難しかった問題でも、復習の機会を増やすことで知識として定着させられるため、苦手分野を繰り返し解いて対策してください。

今回のまとめ

介護職で働く人が介護福祉試験に合格するコツは、介護福祉試験の過去問をたくさん解く、余裕を持った勉強期間を設定する、苦手分野は繰り返し解いて対策することです。これらを実践することで、合格率を確実に上げられます。また、問題をたくさん解くことも大切ですが、復習や要点を見直す時間を確保するようにしてください。