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2023.08.10

働きながら介護職員初任者研修を取得する!利用できる方法について

介護職員初任者研修は、介護職に従事するための基礎的な知識や技術を習得するための研修プログラムです。介護職へは未経験でも応募が可能ですが、初任者研修を受講すれば応募できる求人の種類が増えたり、ホームヘルパーになれるなど職種の選択肢が増えたりします。そのため、介護業界への転職を考える方にとって取得するメリットは大きいと言えるでしょう。
ここでは、働きながら介護職員初任者研修を取得する方法をご紹介しますので、介護職へのキャリアチェンジの参考にしてください。

土曜日や日曜日に開講されている介護職員初任者研修を受講する

介護職員初任者研修は10項目130時間のプログラムを受講しなければならないと決まっており、そのうち89.5時間以上はスクールへの通学が必須要件です。ただし、平日の日中に開講しているスクールが多く、平日休みが取れない方には少々ハードルが高いかもしれません。
ただし、スクールの中には土曜日や日曜日に開講しているものもあるため、土日しか休みがない方でも働きながら介護職員初任者研修の取得が可能です。また、土曜日のみもしくは日曜日のみの週1コースや土日2日間コースなど複数のバリエーションも設けられています。
取得期間の目安は、土日2日間コースが約3ヵ月、週1日コースが約4か月程度なので、スケジュールやキャリアチェンジの時期を考えてコースを検討すると良いでしょう。

夜間に開講されている介護職員初任者研修を受講する

平日日中や土日の受講が難しい方は夜間に開催されている研修の受講を検討してください。
夜間コースは週2日ペースで平日の19時~23時あたりの時間帯に開催されているのが一般的で、取得までの期間は約4か月程度です。
夜間コースは仕事終わりに通える時間であるため、休日をプライベートな時間に充てられる点は非常に大きなメリットです。
しかし、夜間コースは数が少なく、住んでいる地域やタイミングによっては受講ができません。全国展開しているニチイ学館や三幸福祉カレッジなどでは夜間コースを開講していますが、地域や期間によってバラツキがあるため、ご自身が通える範囲で受講できるかは事前に確認してください。

通信教育と対面授業を併用している介護職員の初任者研修を受講する

介護職員初任者研修はスクーリングによる対面授業で実施されることが多いですが、全体の130時間のうち、最大40.5時間は通信教育として自宅で学習が可能です。そのため、通信教育と併用すれば15日程度のスクーリングで取得できます。
通信教育と併用した受講の流れとしては、自宅では主に知識的な部分の学習を添削課題のある学習教材で進めていき、スクーリングの日は自宅で行った課題の提出と、介助方法の演習などを行います。

今回のまとめ

介護職員初任者研修を取得すれば、応募できる求人の幅が増え、給与やキャリアアップに繋がります。そのため、介護職への転職を考えている方は、事前に取得しておきたい研修です。在職中の方も土日や夜間の時間を活用して取得できますので、今回ご紹介した情報を参考に、キャリアプランの設計に役立ててください。