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2023.08.16
なぜ長く働き続けられる?介護職が長く続く人の特徴
介護職をたった数年で辞めて仕事を替えてしまう人がいる一方で、長く働き続けている人も存在します。分析したところ介護職が長く続く人には、共通したある特徴がありました。働き続けるコツや特徴を知り、真似することで介護職として働き続けましょう。ここでは、介護職が長く続く人の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ワークライフバランスを確保している
介護職が長く続く人は、コミュニケーション能力とセルフケア能力が高く、ワークライフバランスを上手に確保できています。
介護の仕事は、利用者とコミュニケーションを取りながら信頼関係を築くことが大前提です。利用者の笑顔や感謝の言葉に喜びを感じるため、仕事への情熱を持ち続けていられます。
職場の同僚や上司と良好な人間関係を築けるのも特徴です。悩みを抱え込まず、アドバイスを自分から求めに行くことができます。
介護現場は「命にかかわる職場」です。身体的・精神的にも負担が大きいのですが、自分の健康を維持するためにセルフケアができる人で、何事も前向きにとらえ、打たれ強い性格である点も共通しています。
さらに、自分なりの趣味やストレス解消法を持っていて、オンとオフを上手に切り替えることに長けています。
スキル向上のために知識のアップデートを欠かさない
介護の世界は絶えず進化しています。長く働き続けられる人は、スキル向上のために専門知識をアップデートしています。介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士、認知症ケア専門士、レクリエーション介護士など、仕事に活かせると思った資格を次々と取得し、日々の勉強が苦ではありません。
介護のスペシャリストとしての地位を確立するために努力を惜しまず、さまざまな分野やスキルに挑戦しているため、自然とキャリアの選択肢が広がっています。
キャリアプランがあり資格取得を目標にしている
長期的なキャリアプランを持ち、資格取得を一つの目標として設定している人が多いのも特徴です。1年目に介護職員初任者研修を取得し、2~3年目で介護福祉士実務者研修、4年目以降で介護福祉士を取得するといった具合に、将来どうなりたいかを考えて行動しています。
何年目に何をするといったように計画を立てている人も多く、介護職からケアマネジャーへ、施設の管理職へ進むなど、自分の目標を明確にしています。
介護職は、働き方や働く時間、働く場所を選ぶことができ、資格を取得していると全国どこの介護施設でも喜んで迎えてくれます。70代になっても現役として働き続けることができる仕事で、体力的にきつくなってきたら、介護ロボットなどを導入している働きやすい職場に転職することも可能です。
今回のまとめ
介護職として長く働き続けている人は、コミュニケーション能力とセルフケア能力が高く、ワークライフバランスを上手に確保できています。資格取得にも積極的で、自分のスキルアップのために専門知識のアップデートを行い、資格取得をキャリアプランの目標として設定できていると言えるでしょう。介護職を続けることで得られるメリットを再確認することが、長く続ける秘訣になるかもしれません。できることから始め、少しでも長く続けられる介護職を目指してみてください。