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2023.08.16

新卒で介護職になるメリットや活躍するコツとは?どうすれば活躍できる?

介護職は学歴が不要で、無資格・未経験からでも仕事に就くことが可能です。専門学校や短大・4年制大学を卒業した新卒者が若くして介護職になるメリットはあるのでしょうか。ここでは、新卒で介護職になるメリットや将来性、活躍するためのコツをご紹介します。専門学校や福祉系大学に在学中の方、新卒で介護職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

実務経験要件を早期に満たし、より高収入の資格取得の機会を得る

新卒から介護職に就くと、若いうちから実務経験を重ねることができ、より高収入の国家資格を取得しやすくなります。
例えば、介護福祉士の実務経験コースの場合、3年以上の実務経験が必要ですが、新卒だと20代半ばぐらいで要件を満たすことが可能です。社会福祉士を取得する場合、4年制大学を卒業していると実務経験の項目が免除されます。
国家資格を取得すると、給与や待遇が良くなるため、新卒で介護職を目指すことは、先見の明がある行為と言えるでしょう。
若いうちから幅広い知識や技術を身につけることができ、介護業界でのキャリアプランが立てやすくなるのもメリットです。

新卒は周りから期待してもらえて昇進も早い

介護業界は、新卒介護職員の活躍を期待しています。若くて体力があり、飲み込みも早い新卒を大切に育てようという機運があるため、どの施設も働きやすい環境を整えています。資格取得した際にお祝い金がもらえる事業所もあるなど、モチベーションが向上しやすい仕組みです。
さらに、新卒には、リーダーや管理職になるチャンスが早く訪れることも魅力の一つです。新卒から着実に経験を重ねると、仕事に対する姿勢や熱意が評価され、キャリアアップに繋がります。管理職経験者は市場価値が高く、将来転職を考える場合でも有利に働くでしょう。

介護の業務内容や利用者の現状を把握しておくと活躍の場が広がる

新卒介護職はキャリアのスタート段階から介護の業務内容などを理解しておくと、他の人と差を付けることができます。
介護業界では、施設形態や職種によって業務内容が異なります。介護施設の種類や特徴、施設介護と訪問介護の違い、チーム内での働き方などを早めに知っておくことが大切です。
仕事内容、身体的な負担など、介護業界に対する理解を深めておくと、将来管理職になったときに役立ちます。
担当になった利用者の現状を把握することも大切です。利用者のニーズに向き合い、どのようなサポートができるか意識しながら接することが自分の成長に繋がるでしょう。コミュニケーション能力を磨き、チームの輪を大切にしながら働くことで活躍の場が広がります。

今回のまとめ

新卒で介護職になると、若いうちから実務要件を満たすことができ、難関国家資格を早期に目指せるのが大きなメリットです。キャリアが始まる段階から、業務内容や利用者の現状を把握していると、評価が高まり活躍の場が広がります。新卒で介護職になることは、先見の明がある行為と言えるでしょう。