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2023.08.16

ケアマネジャー試験までのスケジュールの立て方と勉強方法

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験は介護・福祉系の資格の中でも難易度が高く、2023年の合格率は19%でした。難関試験に合格するためには、長期的な学習スケジュールを立て、効率的に勉強することが大切です。ここでは、働きながら無理なく学習できるスケジュールの立て方や勉強方法をご紹介します。ケアマネジャー試験の合格を目指す方は参考にしてください。

働きながら勉強する場合は無理なく学習できるスケジュールを立てる

ケアマネジャー試験に合格するために必要な学習時間は、200~300時間と言われています。1日に1時間必ず勉強した場合、200~300日で合格できる計算になりますが、働きながら勉強する場合は、無理なく学習できるスケジュールを立てることが大切です。
試験は毎年10月前半の日曜日に実施されるため、試験日から逆算してその年の1月から勉強を始めることをおすすめします。1~3月(基礎期)、3~8月(応用期)、9月から直前(まとめ期)と区分けした後、1ヵ月間で20~30時間程度、勉強時間を確保できるようにしてください。
勉強時間の目安は平日で30分~1時間、休日で2~3時間程度。必ず調整日を設け、スケジュールに余裕を持たせるのがポイントです。仕事が忙しい人は隙間時間を活用して、1日10分でも勉強時間を作るようにしてください。

ケアマネジャー試験は過去問中心の勉強方法がおすすめ

基礎期はテキストを読み込み、基礎知識をインプットする時期です。テキストは最低でも3周読み込んだ後、問題集に移ります。ケアマネジャー試験は過去問題を中心に勉強することが合格の近道ですが、基礎知識をある程度身に着けてから問題集や過去問題を解き始めるようにしてください。
応用期は、分野別の過去問題を何度も何度も解きましょう。分野別の過去問題はできる限り早めに取り組んでください。ケアマネジャー試験は5つの選択肢から複数の解答を選ぶ「「五肢複択」方式で、1つでも間違えると0点です。早い段階から慣れておくことが合格する可能性を高めることに繋がります。
模擬試験も受験して、制度改正に対応できるようにしておきましょう。

過去問は最低でも5年分は解いた方が良い

過去問題は9月までに最低でも5年分を解くことをおすすめします。9月から試験直前までのまとめ期では過去問題や模試を繰り返し解き、ラストスパートをかけるのが一般的です。
自分が過去に間違えた問題や苦手な範囲はテキストに戻り、再度確認してください。過去問題を何度も解くことで、頻出論点や自分の不得意分野が明らかになってきます。徹底的に解きなおし、正解できるようになるまで繰り返すのが効果的です。
ケアマネジャー試験は確かに難関試験ですが、スケジュールを立ててコツコツ取り組むことで、合格は不可能ではありません。しかし、仕事が忙しくてうまく時間が取れない方や独学に不安を感じる方は、効率的に学べる通信講座をおすすめします。

今回のまとめ

ケアマネジャー試験に合格するには、無理のない学習スケジュールを立てて、過去問題を中心に繰り返し解くことが大切です。過去問題は最低でも5年分を解くようにし、制度改正は模試を受験して対策を行いましょう。働きながらの受験勉強とあって、仕事の関係で時間が取れないこともありますが、1日10分でも良いので勉強時間を確保してください。継続は力なりですので、コツコツと勉強してケアマネジャー試験合格を目指してみてはいかがでしょうか。