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2023.08.28
求職時に知っておきたいハローワークで介護求人を探す際の注意点とは?
介護の求人情報を探す方法には、ハローワーク、求人サイト、検索エンジン、チラシ、転職エージェントなどがあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、特徴を理解して自分にあった方法を選択することが重要です。ここでは、ハローワークの介護求人の特徴、ハローワークが向いている人向いていない人の特徴、ハローワークを利用するメリットなどをご紹介します。
ハローワークの介護職の求人の特徴とは?
ハローワークで自分の求める介護職を探す場合は、ハローワークにはどのような求人が多いか知っておくことが大切です。ハローワークの介護職の求人には、次のような特徴があります。
求人情報が多い
求人媒体を利用するには費用がかかりますが、ハローワークの掲載料は無料です。そのため、採用活動に多額の予算がない規模の小さい介護事務所の求人情報もあります。転職サイトや求人サイトなどと比較すると求人総数が多いです。
地元にある介護事務所の求人が豊富にある
各自治体に設置されている総合雇用サービス機関であるため、地元の介護事務所の求人が多いのも特徴の1つです。
無料相談やサポートが受けられる
転職に関する相談から、面接対策、履歴書の添削まで、無料で行っています。就職前にスキルや知識を深めたい方は、無料セミナーに参加することも可能です。
利用するのに向いている人とそうでない人とは?
ハローワークの特徴について説明しましたが、人によっては向き不向きがあります。こちらでは、ハローワークを利用して介護求人を探すのが向いている人と、そうでない人の特徴を簡単にご説明します。
向いている人の特徴
向いている人の主な特徴は次の3つです。
地元で就職したい人
地元の求人情報が多いため、自宅から近い所で働きたい人に向いています。
未経験でできる仕事を見つけたい人
求人総数が多いため、未経験で就職できる職場も見つけやすいです。
規模の小さい介護事務所で働きたい人
掲載料がかからないため、就職サイトや求人サイトでは見つけづらい小規模の求人情報も多いです。
向いていない人の特徴
向いていない人の主な特徴は、次の2つです。
大手で働きたい人
高収入が得やすい大手の求人は、ハローワークにはあまり多くありません。
働きながら転職先を見つけたい人
ハローワークの中には土日の対応している所もありますが、基本は平日のみで17時15分までです。仕事があり日中時間がない方は、利用しづらいです。
介護職関連の資格取得制度が利用可能
ハローワークの公的職業訓練制度を活用すると、公共職業訓練もしくは求職者支援訓練で介護関連の資格が無料で取得できます。資格取得制度の概要は次の通りです。
資格取得制度の受講条件
求職者を対象としているため、ハローワークで仕事を探していることが条件です。就職する意思のない方、雇用保険を受給することが可能な方は対象外です。
テキスト代は有料
受講費用は無料ですが、テキスト代は本人の実費となります。テキスト代は資格の種類にもよりますが、通常2~5万円程度です。
受講期間
取得する資格やカリキュラムによりますが、通常3カ月~半年です。
取得できる介護関係の資格
介護関係では、介護福祉士実務者養成研修、介護職員初任者研修、介護技術講習会、介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員などがあります。
今回のまとめ
ハローワークは地元にある総合雇用サービス機関で、地元にある介護事務所や小規模の施設の求人情報が多いのが特徴です。基本的に平日のみの対応となっているため、仕事をしながら介護職を探すことは難しいですが、費用を掛けずにテキスト代のみで、介護関係の資格を取得することができます。地元で働きたい方や、未経験で介護の仕事に就きたい方は、ハローワークで介護求人を探してみてはいかがでしょうか。