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2023.08.30

介護職で出世する人の特徴とは?やっぱり資格や経験があると有利?

介護職で出世しやすい人の特徴はある程度決まっています。また、資格の有無や経験値の違いによって出世するかどうか決まってくるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、介護職で出世する人の特徴について解説します。介護職で出世したいと考えている方は、今日から1つだけでもぜひ実践してみてください。

介護職でも国家資格を持っていると出世が早い

介護職で働くにあたって、国家資格である介護福祉士を取得していれば出世が早くなる可能性が高くなります。
介護職の仕事自体は、基本的に無資格者・未経験者でも可能ですが、介護福祉士を取得していれば、介護の仕事を行うにあたって必要な知識や技術を一定以上取得しているため、現場において大きな戦力になるでしょう。
また、国家資格を取得するくらい勉学に励んだということから、自己成長への意欲が高い人が多い傾向があります。そのため、普段から自分の技術をより高めるために研修会へ積極的に参加するなどの姿勢を見せれば、周囲からも評価されやすいはずです。

経験の豊富さや勤続年数も重要

出世するにあたって、国家試験の取得も重要ですが、それと同じくらい「経験の豊富さ」や「勤続年数」も重要です。
介護現場では、仕事内容が利用者さんやスタッフなどたくさんの人と関わるため、資格取得時に勉強した内容以外の状況となるケースも少なくありません。
もちろん、勉強で取得した、知識・技術で対応できる場面もありますが、それと同じくらい、実際に経験した内容を生かして対応できる場面もあるのが介護現場です。
介護現場以外でも、以前に勤めていた介護施設で責任者や管理者などの役職に就いていた経験があれば、新しい職場でも責任者や管理者を任せやすいため、出世しやすくなります。
また、同じ職場で勤続年数が長いと出世する傾向があるのです。介護労働安定センターが公表した2021年度の介護労働実態調査結果によると、介護職の離職率は14.3%でした。この割合は、ピークである2007年の21.6%と比較すると減少傾向にあり、離職率は依然として高いと言えるでしょう。
介護職の離職率の高さから、長く勤務していると周囲から信頼され、出世しやすくなります。

周囲の職員からの信頼が厚いなど良好な人間関係も大きな特徴

介護職で出世するためには、上司・先輩・後輩など関係なく、誰に対してもいつもと変わらず接し、周囲の職員から信頼が厚い場合は出世しやすい傾向です。
国家資格を取得していたり勤続年数が長かったりしても、上司を含めた周囲の職員からの信頼が厚くないと、出世は難しくなるでしょう。
出世してリーダー職や管理職になると、現場での仕事だけでなく各職員の適正に合わせて業務内容の分担する必要があります。しかし、普段から信頼関係が構築されていないと協力体制が整わず、スムーズに仕事を進められない可能性があるので注意が必要です。

今回のまとめ

今回は、介護職で出世する人の特徴をご紹介しました。出世するためには、介護福祉士などの国家資格を取得する、様々な経験を積む、同じ勤務地で長年に渡って働くこと以外にも、普段から周囲の職員からの信頼が厚いなど良好な人間関係を築くことが重要です。
出世は短期間ではできないため、普段から利用者さんに対して丁寧に接する、上司・先輩・後輩など関係なく誰に対しても変わらず対応して信頼を得るなど、毎日どのように仕事を進めていくのかが最も重要だと言えるでしょう。