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2023.09.14

実は難しいポイント?介護士の身だしなみはどこまで行うべき?

介護士の身だしなみは「清潔さ」が基本です。介護士は事務員とは違い、利用者さんや家族の方・病院関係者など接する人が多い職業です。そのため、相手に不快な思いをさせないような、清潔感のある身だしなみが求められます。「ネイルやメイクはOK?」「髪型はどうすればいい?」と、身だしなみについて悩む方もいるでしょう。
利用者さんの介助をするときは体が接触する機会が多いため、身だしなみには最大限の配慮が必要です。
こちらでは、介護士の身だしなみについて詳しく解説します。

介護職は清潔感が大事なので身だしなみで不潔な印象を与えてはいけない

身だしなみは、TPOで使い分ける必要があります。接する人によって言葉の使い方を変えるように、身だしなみもその場に適したものを選びましょう。

清潔感・動きやすさが重要ポイント

介護士の服装は「清潔感があり動きやすいもの」が重要です。
働く施設によっては制服がありますが、自分で用意する必要がある場合には服装選びに注意しましょう。ズボンと半袖または長袖のポロシャツやTシャツを組み合わせ、エプロンをつけるスタイルが多いと言えます。

安全面も考慮

服の素材や色にも配慮が必要です。介助の際に利用者さんの体に触れる機会が多いため、素材が柔らかくファスナーやボタンなどでケガをさせないものを選びましょう。
デザインや色も、相手に与える印象は大きな要素です。なるべく優しい明るい色を選ぶことで、着ている人の雰囲気も明るく見せてくれます。

爪は短く切ってネイルはやめるか控えめにする

介護士は利用者さんの体に直接触れる仕事が多いため、爪は短く整えて清潔にしておきましょう。

爪の長さやネイルは?

爪は短く整えておきましょう。爪が長く伸びていると利用者さんを傷つけてしまう可能性があります。爪の間に汚れがたまり衛生上の問題も発生します。
ネイルは一般的にはNGです。薄い色味のネイルならOKという施設もあるようなので、上司に確認してみましょう。

メイク

ナチュラルメイクを心がけましょう。メイク不可の施設もあるので、先輩介護士や上司がどのようなメイクで業務にあたっているのか、事前にチェックしておくといいですね。

ロングヘアーの女性が介護職で働く場合はひとつにまとめる

髪型は、清潔に保っていることが基本です。長さやカラーなどにも配慮しましょう。
長い髪は、強制把握という反射行動により利用者さんに掴まれることを防ぐために必ず束ねておく必要があります。

髪型

長い髪はひとつにまとめましょう。単色のゴムを選ぶと好感が持てます。ヘアアクセサリーは利用者さんを傷つける可能性があるので避けましょう。

ヘアカラー

明るすぎないカラーならOKという施設が多いようです。面接の際に確認するといいでしょう。

その他注意点

香水はもちろん柔軟剤の香りや口臭といった「におい」にも注意しましょう。
自分では気にならないにおいでも、相手が不快に感じる場合があります。
介護士は、利用者さんと近い距離で業務が多いため口臭には細心の配慮が必要です。毎日の歯磨きや、業務の前日に食べる食事にも気をつけましょう。

今回のまとめ

介護士の身だしなみについて解説しました。
身だしなみは、社会人として最低限のマナーです。人の印象の8割は見た目で決まると言います。相手に不快感を与えないように、細心の配慮をしましょう。
介護士の身だしなみは、清潔感と動きやすさが重要ポイントです。働く施設によって細かいルールは異なります。不安な方は上司に事前に確認するといいでしょう。