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2023.09.14

介護転職でよくある不安は?転職後すぐ辞める事態を避けるためのポイント

介護業界は、業界全体の人手不足や働き手の高齢化、介護自体の需要が拡大する見込みなどから、安定的なキャリアが築ける可能性がある魅力的な転職先です。しかし、未経験から介護職への転職を考えている方にとって、異なる業界から新たな業界へ挑戦することは、少なからず不安が伴うでしょう。
ここでは、介護業界への転職後、早期離職を避けるためのポイントをご紹介します。不安や悩みの解決方法も含めてご紹介しますので、介護業界への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

介護未経験で失敗しないかという不安が大きい

介護に対しての知識や経験が無いことから、自分に介護職が務まるかという不安は未経験者に付きものです。しかし、介護の仕事の中には洗濯やシーツ交換、施設の清掃、料理の配膳など、経験が無くてもできる仕事もあります。施設によって仕事内容は異なりますが、できることから始めて、徐々に業務の幅を広げていけるでしょう。
また、介護職は身体的にも精神的にも負荷の高い仕事というイメージが強い職業です。排泄介助や入浴介助などは、心身ともに疲れやすい業務ですが、ボディメカニクスの応用など身体的な負担を減らす方法もあるため、知識をつければ負荷を減らしていくことが可能です。業務に慣れて利用者と笑顔で接していくうちに、感謝される機会が増えれば、精神的な負担の軽減にも繋がります。

転職先の職場の情報収集を徹底する

転職先の職場を調べることは、ミスマッチの可能性を減らし、早期退職を避けるのに大いに役立ちます。
転職先への応募や面接の段階、もしくは内定承諾のタイミングで、施設のホームページやパンフレットを確認し、理念や介護方針などを確認してください。それらに書かれている施設の考え方に共感できるかどうかは、長く働くうえで非常に重要な要素です。
また、最近では企業の口コミサイトなどもあるため、それらも事前に確認することで職場の雰囲気や待遇、将来のキャリアアップのしやすさなど、様々な情報が得られます。

悩みやストレスは誰かに相談してみる

もしも転職後に悩みをかかえたり、ストレスを感じたりすることがあれば、信頼のおける家族や友人、職場の上司などに相談するのがおすすめです。
誰かに悩みやストレスを話せば、自分の感情や思いを共有できるため、相手が共感してくれれば、それだけで気持ちが楽になることがあります。また、相談相手からの客観的なアドバイスが問題解決に結びつく場合もあるかもしれません。
さらに、相談を通じて新たな視点を得ることで、問題に対して別のアプローチが考えられるため、自分自身で問題を解決するきっかけになり得ます。
相談をする際に重要なのは、自分自身にとって居心地の良い環境で、話しやすい相手を選ぶことです。悩みやストレスを抱えたときは、ぜひ誰かに相談してみてください。

今回のまとめ

未経験から介護業界への転職を検討している方にとって、早期離職の不安は少なからずあるでしょう。早期離職を防ぐには、事前に介護職の業務内容や必要なスキル、転職先の施設に関する情報を収集し、仕事や職場へのミスマッチを防止する必要があります。
また、悩みやストレスを感じた場合は、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、ストレスの軽減や解決策の発見に繋がります。介護職は長く働き、資格や経験を得ればキャリア形成しやすい職業です。介護業界で長く働きたいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。