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2023.09.15
介護職は主婦のパートにおすすめ?資格なし未経験でも働けるの?
介護の仕事で求められているスキルの多くは、主婦が毎日行っている家事の延長線上にあります。介護職は主婦のパートにうってつけの仕事で、介護の仕事をしていると、家族に介護が必要になったときでも活かすことが可能です。ここでは、介護職が主婦のパートにおすすめの理由をご紹介します。無資格・未経験でも働ける仕事を探している主婦の方は参考にしてください。
主婦の家事スキルを活かせる
無資格・未経験の方はまず介護助手・介護補助として働くことになるのですが、仕事内容は、ベッドメイキング、施設内の食事の調理・盛り付け、食事の配膳、掃除、洗濯、話し相手、見守り、車の運転、送迎の付き添いなどです。「毎日の家事と同じ」と思った主婦の方も多いかもしれません。主婦の家事スキルが介護の現場では経験として活かせるのが強みです。自宅で毎日行っている家事を行うことで、労働の対価として給料を得ることができる仕事はお手伝いさんと介護職ぐらいかもしれません。
働きながら介護職員初任者の資格を取ると、入浴・食事介助など、利用者と触れ合う重要な仕事を行うようになり、仕事の幅はより広がります。資格手当なども加算されるため、給料などの条件も良くなるでしょう。
子育てと両立した柔軟な働き方ができる
介護労働安定センター「令和3年度介護労働実態調査」によると、介護業界で働く人の約26%がパートや契約社員、派遣社員といった非正規雇用で、訪問介護員(ホームヘルパー)では約33%がパートや契約社員として働いています。※介護労働安定センター「令和3年度介護労働実態調査」
働き方も多種多様で、平日勤務のみ、土日だけ、夜勤専門、平日3時間だけといった具合にさまざまな働き方があります。子育てと両立して働いている人も大勢いるため、お互いのことを理解し、カバーしながら働くことが可能です。
また、主婦は高齢者とも年齢が近いため、孫世代の10~20代よりも会話が弾み、コミュニケーションが取りやすいと評判です。主婦の方の雑談力や観察力、コミュニケーション能力は際立っていいて、大学や専門学校を卒業したての若い介護職も参考になることから、介護施設や事業所は主婦パートさんを積極的に受け入れています。
未経験でも働けるが資格があると尚良し
介護業界では、業界をあげて主婦の能力に注目し、熱い視線を送っている状況にあります。家事スキルだけでなく、地域活動や子育てで培われた高いコミュニケーション能力、人当たりの良さ、柔軟な問題解決能力など、主婦の能力は介護の即戦力になると期待されています。
無資格・未経験でも働けるのが介護の魅力ですが、介護職員初任者研修などの資格を予め取得しておくと、さらに条件が良い介護施設で働くことができるでしょう。
子育て真っただ中で、今はパートも難しいという主婦の方は、将来に向けて自宅で受講できる通信講座などを利用して、資格を取得してみるのも一つの方法です。
おすすめは介護職員初任者研修ですが、短期間で取得できる資格も数多くあるのも介護の資格の特徴です。将来、介護で働くことを前提に事前に資格を取得しておくと、さらに重宝されるでしょう。
今回のまとめ
介護の仕事は主婦のパートに適しており、30~40代の主婦が働きやすいように、勤務時間を短く設定するなど、働きやすさに気を配る介護施設も増えてきました。未経験でも働けますが、介護職員初任者研修などの資格を事前に取得するとさらに好条件で働けます。ぜひ自分に合った仕事を見つけてみてください。