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2023.09.29

介護職は時短勤務で働ける?時短勤務をするときの心構えとは?

働き方改革の推進の後押しもあり、離職率を低下させるために企業も様々な制度を整えつつあるのが現状です。例えば、出産後、働いていた企業で時短勤務の形で働いている人は少なくありません。以前は時短勤務が難しかった職場でも可能になるケースも増えています。
ここでは、人手不足や長時間労働のイメージが強い介護職でも時短勤務をすることは可能なのか、また時短勤務をする場合にやるべきことについて詳しく解説します。

基本的に介護職でも時短勤務は可能

介護職で働く人も基本的に時短勤務は可能です。ただし、職場によっては深刻な人手不足に悩んでいたり、周りが夜勤も含めてフルタイムで働いている人ばかりだったりすると、なかなか時短勤務を言い出せない雰囲気の所もあるかもしれません。
時短勤務の希望を申し出て受け入れてもらえない場合は、まず直属の上司と話をしてみてください。介護の現場にとってもスタッフが1人抜けてしまうのは大きな痛手になります。いつからどのくらいの期間時短勤務を希望しているのかを明確にし、上司に相談してみましょう。最初は時短勤務が認められなくても、話し合ってお互いの妥協点を見つけることで、時短勤務が可能になる可能性もあります。

介護職で時短勤務を利用する人とは?

一般的に時短勤務が可能な人は、3歳未満の子供がいてフルタイムで働いている人です。改正育児・介護休業法で定められている基準で、時短勤務になると原則として1日6時間で働けるようになります。
子供が3歳になると時短勤務は適用されなくなるため、仮に育児休暇を1年取った人であれば、時短勤務が可能な期間は2年です。
時短勤務を利用する人は、現在の職場で長く働きたいと考えている人です。出産や育児など大きなライフイベントがあっても、休暇や時短勤務などを活用して今の職場で働き続けることでキャリアアップや収入アップを考えていると言えるでしょう。
出産や育児のタイミングで職場を辞めてしまうと、復職したいと思ったときに元の職場に戻れる保証はありません。保育園に子供を預けて働く場合は、職場がすでに決まっていることが保育園に預ける条件になっている所もあります。新たな職場を探す場合、すぐには見つからないことも考えられるため、時短勤務を利用して元の職場で働きたいと考える人は少なくありません。

仕事を効率良く終わらせる努力やスケジュール管理の徹底が必要

時短勤務をする場合、以前よりも業務量を減らしてもらえるとは限りません。また、時短勤務に合わせた業務量に調整してもらえた場合でも、与えられた仕事を期日までに終わらせるようスケジュール管理を徹底しましょう。
常に業務を効率良く進める工夫を行ってください。子供の預かり時間が気になるかもしれませんが、担当した業務は責任を持って処理しましょう。やるべきことのリストを作り、手帳やスマートフォンにメモしておく、スケジュール管理ができるアプリやリマインド機能などを利用し業務の抜けや漏れがないようにするなど徹底することが大切です。

今回のまとめ

介護職でも時短勤務は可能です。3歳未満の子供がいて仕事を継続したい場合は、上司に相談してみてください。時短勤務が認められても基本的に6時間は働く必要があります。限られた時間になるので業務の効率化を常に考え、スケジュール管理を徹底することが大切です。アプリやスマートフォンのスケジュール帳などを上手に活用して漏れがないようにしましょう。