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2023.10.04

介護職で住み込みで働ける?条件や探し方は?

仕事を探すときに住み込みできる業種や職種を選ぶ人も少なくありません。職場に通いやすい場所にある社宅や寮に住めれば、通勤の負担を減らせられる上、一般の賃貸住宅を借りるよりも家賃を抑えられるケースも多いのが大きなメリットと言えるでしょう。
ここでは、住み込みで働ける介護職を探す場合にチェックしておきたいポイントを詳しくご紹介します。

住み込みで働くなら社宅や寮付きが必須条件

利用者が入居する施設ではスタッフは24時間交代で業務にあたるため、社宅や寮を備えている職場も少なくありません。社宅や寮がある介護職には次のようなものがあります。

・特別養護老人ホーム
・有料老人ホーム
・病院
・デイサービス
・訪問介護事業所

住み込み用の住宅のタイプは企業が所有する社宅や寮、一部の住宅を借り上げたケースなど、企業によって様々です。
また、単身用の住居だけを用意しているところや現住所から職場までの通勤が難しい人だけを対象にした社宅や寮だけしか保有していな場合もあるため、仕事を探すときに住み込みが可能か、社宅や寮の入居に条件はあるかなどを確認すると良いでしょう。

複数施設を運営してるような大きい法人がおすすめ

住み込みで働ける介護職を探す際には、大きな法人企業などを中心に探すのがおすすめです。複数の介護施設を運営している企業なら働くスタッフの数も多いため、社宅や寮を保有している所も少なくありません。
ただし、住み込みで働く場合の給料や、社宅・寮の賃貸料などはそれぞれの仕事によって異なります。
住み込みは、家賃や光熱費の一部を企業が負担してくれることが多く、職場に近いところに社宅や寮があるので通勤時間を減らせるのが大きなメリットです。給与が高くても、家賃や光熱費を全て自分で支払う方が手元に残るお金が少なくなってしまう場合もあります。
また、住み込みで働く場合は、住まいの形態や間取りを自由に選べない、周辺の部屋も同じ職場の人ばかりでオンとオフの切り替えがしにくいなどの点がデメリットです。金銭的なメリットだけを見て社宅や寮付きの介護職を探すと後悔する可能性も否定できません。
自分にとって働きやすい職場環境や働く条件は何かを明確にしてから介護職の仕事を探すと良いでしょう。

介護職の住み込みは丁寧に情報収集するのがコツ

住み込みできる介護職の仕事を探すなら、丁寧に情報収集することが大切です。同じ住み込みの条件でも住居のタイプや負担する賃料、光熱費などは企業によって異なります。また、社宅や寮に入居できる人の条件を設定している場合もあるため、詳しくリサーチしてから絞り込んでいかなければなりません。
転職サイトなら豊富な求人件数があり、希望する条件を絞り込んで検索できます。住み込みができるか、社宅や寮の賃料や光熱費を差し引いた後の給与額はいくらかなどを詳しく比較してください。
求人情報で不明な点があれば、応募する前に担当者に確認しておくようにしましょう。

今回のまとめ

特別養護老人ホームや、病院、有料老人ホーム、デイサービスなど介護職でも住み込みで働ける職場は様々あります。社宅や寮のある介護職は、家賃や光熱費を抑えられ通勤の負担を減らせるなどのメリットがありますが、住居のスタイルや間取りなどは選べず、休みの日も職場の人と顔を合わせるなどのデメリットもあるため注意が必要です。
借り上げや自社保有の物件など住居の形態は企業によって異なり、社宅や寮などに入居できる条件を設けているケースもあるため、求人に応募する前に、求人サイトなどを使って詳しく調べるようにしてください。